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わたし【渡し】🔗⭐🔉
わたし【渡し】
①物を人にわたすこと。
②船で人などを対岸に渡すこと。また、その所。ふなわたし。わたしば。金葉和歌集秋「大井河ゐせきの音のなかりせば紅葉をしける―とやみむ」
③船から他に移り渡るための板。あゆみいた。
④(→)「渡し金」1の略。〈日葡辞書〉
⑤直径。径わたり。さしわたし。
⇒わたし‐おんな【渡し女】
⇒わたし‐がね【渡し金】
⇒わたし‐こみ【渡し込み】
⇒わたし‐せん【渡し銭】
⇒わたし‐ちん【渡し賃】
⇒わたし‐ば【渡し場】
⇒わたし‐ばし【渡し箸】
⇒わたし‐ぶね【渡し舟・渡し船】
⇒わたし‐ぶみ【渡し文】
⇒わたし‐もの【渡し物】
⇒わたし‐もり【渡し守】
わたし‐あ・う【渡し合ふ】‥アフ🔗⭐🔉
わたし‐あ・う【渡し合ふ】‥アフ
〔自四〕
相手になって斬り合う。渡り合う。武家義理物語「刀抜き合はせて―・ひぬ」
わたし‐おんな【渡し女】‥ヲンナ🔗⭐🔉
わたし‐おんな【渡し女】‥ヲンナ
主人の食膳を下女から取り次ぐ役の女召使。好色一代女3「―にいたるまで憚りなく」
⇒わたし【渡し】
わたし‐がね【渡し金】🔗⭐🔉
わたし‐がね【渡し金】
①耳盥みみだらいの上に渡しかけてお歯黒の用具を載せる銅製・真鍮製の板。わたし。〈日葡辞書〉
②魚肉などを焼くのに用いる鉄製の棒や網。鉄灸てっきゅう。
渡し金
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
③枡ますの上に斜めに渡した鉄線。
⇒わたし【渡し】
③枡ますの上に斜めに渡した鉄線。
⇒わたし【渡し】
わたし‐こみ【渡し込み】🔗⭐🔉
わたし‐こみ【渡し込み】
相撲の手の一つ。相手の片足(大腿部)を外側から抱えこむようにし、一方の手で相手の上体を押して倒すもの。
わたしこみ
⇒わたし【渡し】
わたし‐せん【渡し銭】🔗⭐🔉
わたし‐せん【渡し銭】
①船渡しの賃銭。渡し賃。
②有料の橋を渡る時に払う賃銭。
⇒わたし【渡し】
わたし‐ちん【渡し賃】🔗⭐🔉
わたし‐ちん【渡し賃】
(→)「わたしせん」に同じ。
⇒わたし【渡し】
わたし‐ば【渡し場】🔗⭐🔉
わたし‐ば【渡し場】
船で人などを対岸に渡す所。渡船場。わたりば。渡津としん。渡口とこう。田山花袋、わすれ水「渡頭わたしばの小屋、繋げる船、いづれも昔のさまに異らねど、船頭は老いて」
⇒わたし【渡し】
わたし‐ばし【渡し箸】🔗⭐🔉
わたし‐ばし【渡し箸】
食事中に箸を食器の上にわたして置くこと。不作法とされる。
⇒わたし【渡し】
わたし‐ぶね【渡し舟・渡し船】🔗⭐🔉
わたし‐ぶね【渡し舟・渡し船】
渡し場で、人馬・貨物などを渡す船。わたりぶね。
⇒わたし【渡し】
わたし‐ぶみ【渡し文】🔗⭐🔉
わたし‐ぶみ【渡し文】
物を譲渡するという証文。今昔物語集16「たしかに己おのれ渡す由の―」
⇒わたし【渡し】
わたし‐もの【渡し物】🔗⭐🔉
わたし‐もの【渡し物】
雅楽の外来楽舞で、本来の調から別の調に移して奏される同名曲。
⇒わたし【渡し】
わたし‐もり【渡し守】🔗⭐🔉
わたし‐もり【渡し守】
渡し船の船頭。わたりもり。川守。伊勢物語「―、はや船に乗れ…といふに」
⇒わたし【渡し】
広辞苑に「渡し」で始まるの検索結果 1-13。