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こっ‐けい【滑稽】🔗⭐🔉
こっ‐けい【滑稽】
(「滑」は乱、「稽」は同の意。知力にとみ、弁舌さわやかな人が、巧みに是非を混同して説くこと。また、「稽」は酒の器の名。酒が器から流れ出るように弁舌のとどこおりないことともいう)
①おもしろおかしく、巧みに言いなすこと。転じて、おどけ。道化どうけ。諧謔かいぎゃく。懐風藻「弁正法師…性―、談論に善し」。「―な話」
②いかにもばかばかしく、おかしいこと。「本人は大真面目だが、はたから見れば―だ」
⇒こっけい‐ぼん【滑稽本】
こっけい‐ぼん【滑稽本】🔗⭐🔉
こっけい‐ぼん【滑稽本】
滑稽な話を記した本。江戸後期の小説の一種で、浮世草子の気質物かたぎものや談義本だんぎぼんの系統を引き、一方、洒落本しゃれぼんの影響の下に、多くは庶民の日常生活における滑稽ぶりを断片的に書いたもの。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」や式亭三馬の「浮世風呂」の類。中本ちゅうほん。
⇒こっ‐けい【滑稽】
こっけいわごうじん【滑稽和合人】‥ガフ‥🔗⭐🔉
こっけいわごうじん【滑稽和合人】‥ガフ‥
滑稽本。4編13冊。初編〜3編は滝亭鯉丈りゅうていりじょう作、1823〜41年(文政6〜天保12)刊。4編は為永春水作、44年(弘化1)刊。「花暦八笑人」と同趣向。和合人。
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