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なめ【無礼】🔗🔉

なめ無礼】 (形容詞「なめし」の語幹) ①ぶれい。無作法。増鏡「―なりといふことにて」 ②生意気。洒落本、当世嘘の川「たとへあいら二人退いてもこれは退かれませぬ。ヲヲ―」

なめ‐がお【無礼顔】‥ガホ🔗🔉

なめ‐がお無礼顔‥ガホ 人を馬鹿にした顔つき。人なめ顔。浮世草子、好色万金丹「文蔵は―にて、『皆様の粋が足りませぬ』」

なめ‐げ【無礼げ】🔗🔉

なめ‐げ無礼げ】 ぶれいなさま。無作法なさま。源氏物語帚木「―なる事や侍らむ」

なめ‐ざれ【無礼戯】🔗🔉

なめ‐ざれ無礼戯】 無作法なたわむれ。

なめ・し【無礼し】🔗🔉

なめ・し無礼し】 〔形ク〕 (一説に、「なめらか」「なめす」の「なめ」と同源。原義は、ぬるぬるとすべる感じをいい、転じて、相手をないがしろにした態度にいう)礼儀がない。無礼である。無作法である。万葉集6「余が振る袖を―・しと思ふな」

なめり‐ごと【無礼言】🔗🔉

なめり‐ごと無礼言】 無礼なことば。継体紀「乱言なめりごとし揚言ことあげして曰く」

ぶ‐らい【無礼】🔗🔉

ぶ‐らい無礼(→)「ぶれい」に同じ。近世説美少年録「然る方ざまとは知らずしていたく―を仕りぬ」

ぶ‐れい【無礼】🔗🔉

ぶ‐れい無礼】 礼儀をわきまえないこと。失礼。ぶしつけ。「―な奴だ」「―を働く」「慇懃いんぎん―」 ⇒ぶれい‐こう【無礼講】

ぶれい‐こう【無礼講】‥カウ🔗🔉

ぶれい‐こう無礼講‥カウ 貴賤・上下の差別なく礼儀を捨てて催す酒宴。破礼講。随意講。太平記1「その心をうかがひ見むために、―といふ事をぞ始められける」↔慇懃講いんぎんこう ⇒ぶ‐れい【無礼】

む‐らい【無礼】🔗🔉

む‐らい無礼(→)「ぶらい」に同じ。ぶれい。源氏物語藤裏葉「翁いたう酔ひすすみて―なればまかり入りぬ」 ⇒むらい‐こう【無礼講】

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