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さら‐ぬ【然らぬ】🔗🔉

さら‐ぬ然らぬ】 ①そうではない。それ以外の。源氏物語若紫「頭中将・左中弁、―君達も慕ひ聞えて」 ②たいしたことではない。なんでもない。源氏物語賢木「大将の君は―事だにおぼし寄らぬ事なく仕うまつり給ふを」 ⇒さらぬ‐がお【然らぬ顔】 ⇒さらぬ‐だに【然らぬだに】 ⇒さらぬ‐てい【然らぬ体】

さらぬ‐がお【然らぬ顔】‥ガホ🔗🔉

さらぬ‐がお然らぬ顔‥ガホ 何事もないような顔つき。そしらぬ顔。源氏物語浮舟「おぼしぬべき事をも―にのみのどかに見えさせ給へるを」 ⇒さら‐ぬ【然らぬ】

さらぬ‐だに【然らぬだに】🔗🔉

さらぬ‐だに然らぬだに】 そうでなくてさえ。金葉和歌集「―玉にまがひておく露をいとど磨ける秋の夜の月」 ⇒さら‐ぬ【然らぬ】

さらぬ‐てい【然らぬ体】🔗🔉

さらぬ‐てい然らぬ体】 何事もない様子。何事も知らぬ顔つき。 ⇒さら‐ぬ【然らぬ】

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