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○白を切るしらをきる🔗🔉

○白を切るしらをきる 知らないふりをする。知らないふうをよそおう。 ⇒しら【白】 し‐らん芝蘭】 (芝は瑞草、蘭は香草)霊芝と蘭ふじばかま。かおりのよい草。すぐれたものにたとえる。 ⇒しらん‐の‐か【芝蘭の化】 し‐らん紫蘭】 ①ラン科の多年草。西日本の草原に自生するが、多くは観賞用に各地で栽培。地下茎は白色、数個連なる。葉は通常4〜5枚、長さ約30センチメートル。5月頃紅紫または白色の花をつける。塊茎は漢方生薬の白芨びゃくきゅうで、止血・排膿剤。火傷・切傷に外用、また糊料に用いる。朱蘭。〈[季]夏〉 しらん シラン 撮影:関戸 勇 ②フジバカマの異称。 シランsilane】 〔化〕ケイ素の水素化物の総称。最も簡単なものはモノシラン(SiH 無色の気体)で、半導体用の高純度ケイ素の原料となる。一般式SiH+2 しらん 〔助詞〕 (「知る」に打消の「ぬ」の付いた「知らぬ」の転)みずから疑い怪しみ、決定しかねる意に用いる。かしら。 ▷疑問詞のある文末に用い、疑問詞のない時は、「かしらん」という形になる。歌舞伎、当龝八幡祭できあきやわたまつり「こりやどうしたらよからう―」。浮世床「あれでもすむ事か―」 しらん‐かお知らん顔‥カホ 知らぬふり。そしらぬ顔。「話しかけても―をしている」 しらん‐どう芝蘭堂‥ダウ 大槻玄沢が江戸本材木町に開いた私塾。蘭学の一大中心となった。 しらん‐の‐か芝蘭の化‥クワ [孔子家語六本「善人と居るは芝蘭の室に入るが如し、久しくして其の香を聞かざるは、即ち之と化すればなり」]良友に交わって受けるよい感化。 ⇒し‐らん【芝蘭】 しらん‐ぷり知らん振り】 (シラヌフリの転)知っていながら知らないような様子をすること。 しり尻・臀・後】 ①腰の後下部で、肉の豊かに出た所。肛門のあるあたり。臀部でんぶ。おいど。いしき。けつ。源氏物語帚木「簀子すのこだつものに―かけて」 ②物の、「しり」1に当たる部分。器物などの下部・底面。据えたとき地につく部分。源氏物語若菜上「御障子の―ばかり固めたれば」。「徳利の―」 ③一続きのものの後方の部分。 ㋐うしろ。後部。伊勢物語「―に立ちて追ひ行けど」。「行列の―につく」 ㋑末。しまい。最後の所。「―から3番目の成績」 ④細長いものの先の部分。 ㋐太刀たち・器物などの先端・末端。万葉集10「剣たちの―玉纏き田井たいに」。源氏物語梅枝「筆の―くはへて」 ㋑(長く後に引いた)衣服の裾きょ。源氏物語花宴「下襲したがさね、―いと長く引きて」 ㋒道・川などの終わる所。はて。古事記「道の―こはだ嬢子おとめは」。今昔物語集16「大きなる河の海に流れ出でたる―なり」 ⑤物事の結果。また、余波。とばっちり。滑稽本、妙竹林話七偏人「表へ出るといたづらや、喧嘩の―に気をもませ」。「―が回って来る」 ⑥包みかくした事柄。男色大鑑「此座の若衆―のはげる事をおそろしく」 ⑦(尾羽を用いるところから)矢羽やばねに用いる鳥の羽を数える語。義経記2「鷲の羽百―」 ⇒尻が暖まる ⇒尻が重い ⇒尻が軽い ⇒尻が来る ⇒尻がこそばゆい ⇒尻が据わる ⇒尻が長い ⇒尻が早い ⇒尻から抜ける ⇒尻から焼けて来る ⇒尻が割れる ⇒尻に敷く ⇒尻に付く ⇒尻に火がつく ⇒尻に帆を掛ける ⇒尻全し ⇒尻も結ばぬ糸 ⇒尻を上げる ⇒尻を押す ⇒尻を落ち着ける ⇒尻を食らえ ⇒尻を据える ⇒尻を叩く ⇒尻を拭う ⇒尻を端折る ⇒尻を引く ⇒尻を捲る ⇒尻を持ち込む ⇒尻を割る し‐り支離】 はなればなれになること。ばらばらになること。「―滅裂」 し‐り至理】 至極もっともな道理。 し‐り私利】 自分のための利益。個人的な利益。「―を計る」「―私欲」 じ‐り地利ヂ‥ 土地から生ずる利益。ちり。日葡辞書「ヂリヲムサボル」 じ‐り自利】 自分の利益。 じ‐り事理】 ①物事の筋道。事柄とその道理。「―相通ずる」 ②〔仏〕事すなわち相対・差別の現象と、理すなわち絶対・平等の真理。徒然草「―もとより二つならず」 シリアSyria】 ①地中海東岸一帯の地域の総称。現在のシリア・レバノン・ヨルダン・イスラエルを含む。古くはフェニキア人の活動やキリスト教成立の舞台。7世紀、ウマイヤ朝の中心。16世紀以降オスマン帝国の属領、第一次大戦後英仏両国の委任統治領であった。 ②西アジアの地中海に面するアラブ共和国。シリア1の北半部を占める。フランス委任統治領から1946年独立。面積18万5000平方キロメートル。人口1798万(2004)。首都ダマスカス。→西アジア(図)。 ダマスカス 撮影:田沼武能 ⇒シリア‐きょうかい【シリア教会】 しり‐あい知合い‥アヒ 互いに知っていること。面識があること。また、その人。知人。「古くからの―」「―になる」 しり‐あ・う知り合う‥アフ 〔自五〕 互いに知る。知合いとなる。「同好会で―・う」 しり‐あがり尻上り】 ①うしろの方があがること。「―の語調」「成績が―によくなる」 ②器械体操で、懸垂し、両足を上方にあげ、尻の方から鉄棒の上にあがること。さかあがり。 シリア‐きょうかいシリア教会‥ケウクワイ 狭義には、単性論派の東方諸教会のうち、6世紀にヤコボス=バラダイオスの創設した教会。広義には、シリア語を典礼に用いるネストリオス派教会・カルデア教会・マラバル教会などを含む。 ⇒シリア【Syria】 しりあげ‐むし挙尾虫】 ①シリアゲムシ目シリアゲムシ科の昆虫の総称。ややウスバカゲロウに類似し、体長約2センチメートル。雄の尾端にはさみがあり、常に尾端を上に曲げる。林の中にすみ、地上の虫の死体を食う。また、その一種。全体は光沢のある黒色。成虫は4〜7月に出現する。 シリアゲムシ 撮影:海野和男 ②ハサミムシの俗称。 しり‐あし後足】 あとあし。うしろあし。今昔物語集23「鹿の―を取りて肩に引きかけて」 ⇒後足を踏む

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