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ま‐な【真名・真字】🔗🔉

ま‐な真名・真字】 ①漢字の楷書。しんじ。源氏物語「草にも―にもさまざまめづらしきさまに書きまぜ給へり」 ②仮名に対して、漢字の称。枕草子103「―もかんなもあしう書くを」。「―本」 ③まことの名。本名。実名。

まな‐か【真名鹿】🔗🔉

まな‐か真名鹿】 (マナは称美の意を表す接頭語。一説、「真男鹿さおじか」の真男をマナと誤読してできた語か)しか。神代紀「―の皮を全剥うつはぎにはぎて」

まな‐がき【真名書】🔗🔉

まな‐がき真名書】 真名、すなわち漢字で書くこと。また、その書いたもの。

まな‐ごよみ【真名暦】🔗🔉

まな‐ごよみ真名暦】 漢字で書いた暦。女子用の仮名暦に対していう。

まな‐じょ【真名序】🔗🔉

まな‐じょ真名序】 漢文で書かれた序文。

まな‐づる【真名鶴・真鶴】🔗🔉

まな‐づる真名鶴・真鶴】 ツルの一種。頸の大部分が白いほかは全身灰色で、目の周囲は裸出して赤い。東北アジアに分布するが、現在日本では主に鹿児島県の一部に冬季渡来するのみ。特別天然記念物。 まなづる マナヅル 提供:OPO

まな‐でし【真名弟子・愛弟子】🔗🔉

まな‐でし真名弟子・愛弟子】 (マナは親愛の意を表す接頭語)特に目をかけてかわいがっている弟子。

まな‐ばん【真南蛮・真名盤】🔗🔉

まな‐ばん真南蛮・真名盤】 香木の一種。→木所きどころ

まな‐ぶみ【真名文】🔗🔉

まな‐ぶみ真名文】 漢字の文。漢文。↔仮名文

まな‐ぼん【真名本・真字本】🔗🔉

まな‐ぼん真名本・真字本】 仮名本に対して、漢字のみで書かれた書物。

まん‐な【真名・真字】🔗🔉

まん‐な真名・真字】 マナの撥音化。枕草子82「たどたどしき―に書きたらんも、いと見ぐるしと」 ⇒まんな‐ぶみ【真名書・真字書】

まんな‐ぶみ【真名書・真字書】🔗🔉

まんな‐ぶみ真名書・真字書】 真名すなわち漢字で書いてある書。漢籍。紫式部日記「なでふ女が―は読む」 ⇒まん‐な【真名・真字】

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