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そら‐の‐いろ【空の色】🔗🔉

そら‐の‐いろ空の色】 ①空模様。源氏物語野分「野わき例の年よりもおどろおどろしく、―かはりて吹き出づ」 ②そらいろ。うすあおいろ。源氏物語「―したるからの紙に」

そら‐の‐うみ【空の海】🔗🔉

そら‐の‐うみ空の海】 空を海にたとえていう語。拾遺和歌集「―に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」

そら‐の‐かがみ【空の鏡】🔗🔉

そら‐の‐かがみ空の鏡】 澄んだ月を鏡に見立てていう語。続後撰和歌集「曇なき―と見るまでに秋の夜長く照らす月かげ」

そら‐の‐けぶり【空の煙】🔗🔉

そら‐の‐けぶり空の煙】 空にのぼる火葬の煙。人が死ぬことにいう。蜻蛉日記「思ひきや雲の林に打捨てて―に立たむものとは」

そら‐の‐しぐれ【空の時雨】🔗🔉

そら‐の‐しぐれ空の時雨】 落ちる涙を時雨にたとえていう語。続古今和歌集「秋も暮れ都も遠くなりしより―ぞひまなかりける」

そら‐の‐しずく【空の雫】‥シヅク🔗🔉

そら‐の‐しずく空の雫‥シヅク 落ちる涙を、空から降るしずくにたとえていう語。新後拾遺和歌集「飽かで来し―は秋の夜の月さへ曇るものにぞありける」

そら‐の‐みだれ【空の乱れ】🔗🔉

そら‐の‐みだれ空の乱れ】 天候のわるいこと。雨が降り風の吹くこと。源氏物語明石「雨風やまず…かしらさし出づべくもあらぬ―に」

広辞苑空ので始まるの検索結果 1-7