つき‐あげ【突上げ・衝上げ】 つきあげること。 ⇒つきあげ‐ど【突上げ戸】 ⇒つきあげ‐びさし【突上げ庇】 ⇒つきあげ‐まど【突上げ窓】

つきあげ‐ど【突上げ戸】 上端を鴨居に蝶番_{ちょうつがい}または壺金_つぼがねでとりつけ、棒で突き上げて開ける戸。あげびさし。 ⇒つき‐あげ【突上げ・衝上げ】

つきあげ‐びさし【突上げ庇】 ^（→）「突上げ戸」に同じ。 ⇒つき‐あげ【突上げ・衝上げ】

つきあげ‐まど【突上げ窓】 ①突上げ戸のある窓。突出し窓。 ②屋根を切り破って明り取りとした窓。浮世草子、御前義経記「山夜に月の光は―のすかしよりながめ」 ⇒つき‐あげ【突上げ・衝上げ】

つき‐あ・げる【突き上げる】 〔他下一〕[文]つきあ・ぐ(下二) ①下からついて上にあげる。「こぶしを―・げる」「悲しみが胸を―・げる」 ②下級者が上級者にある事の実現を要求して圧力をかける。「部下に―・げられる」