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かがり【篝】🔗🔉

かがり】 ①薪を入れ、篝火を焚くのに用いる鉄製の籠。釣り下げるもの、足を組み立ててのせるものなどがある。篝籠。 ②篝火の略。万葉集17「鵜飼がともは行く川の清き瀬ごとに―さし」 ③篝屋守護人の略。 ⇒かがり‐いかだ【篝筏】 ⇒かがり‐かご【篝籠】 ⇒かがり‐どうろう【篝灯籠】 ⇒かがり‐び【篝火】 ⇒かがり‐びきゃく【篝飛脚】 ⇒かがりび‐ばな【篝火花】 ⇒かがり‐ぶね【篝船】 ⇒かがり‐まつ【篝松】 ⇒かがり‐や【篝屋】 ⇒かがりや‐しゅごにん【篝屋守護人】

かがり‐いかだ【篝筏】🔗🔉

かがり‐いかだ篝筏】 水面を照らすため篝火を焚いて水に浮かべる1辺3〜4尺ほどの正方形の板。 ⇒かがり【篝】

かがり‐かご【篝籠】🔗🔉

かがり‐かご篝籠(→)篝1に同じ。 ⇒かがり【篝】

かがり‐どうろう【篝灯籠】🔗🔉

かがり‐どうろう篝灯籠】 庭の中ほどに設けた灯籠。 ⇒かがり【篝】

かがり‐び【篝火】🔗🔉

かがり‐び篝火】 ①夜中の警護または漁獲などの際に、周囲を照らすために焚く火。かがり。 ②(江戸吉原遊郭で)遣手やりての異名。 ⇒かがり【篝】

かがり‐びきゃく【篝飛脚】🔗🔉

かがり‐びきゃく篝飛脚】 山頂などを利用して相当の距離をへだてて信号兵を置き、符牒信号による篝を焚いて、夜間の通信に当てたこと。のろし。 ⇒かがり【篝】

かがりび‐ばな【篝火花】🔗🔉

かがりび‐ばな篝火花】 シクラメンの和名。花弁のそり返った花の形をたとえたもの。〈[季]春〉 ⇒かがり【篝】

かがり‐ぶね【篝船】🔗🔉

かがり‐ぶね篝船】 篝火を焚いて漁獲する船。 ⇒かがり【篝】

かがり‐まつ【篝松】🔗🔉

かがり‐まつ篝松】 篝火に用いる松の薪。 ⇒かがり【篝】

かがり‐や【篝屋】🔗🔉

かがり‐や篝屋】 (夜間に篝火を焚いたからいう)鎌倉時代、篝屋守護人の宿衛した所。 ⇒かがり【篝】

かがりや‐しゅごにん【篝屋守護人】🔗🔉

かがりや‐しゅごにん篝屋守護人】 鎌倉時代、京都を守護した在京武士の職名。市中48カ所に番屋を構えて警固した。かがり。篝屋の武士。 ⇒かがり【篝】

こう‐とう【篝灯】🔗🔉

こう‐とう篝灯】 かがり火。

[漢]篝🔗🔉

 字形 〔竹部10画/16画/6832・6440〕 〔音〕コウ(漢) 〔訓〕かがり [意味] かがり火を燃やす鉄製のかご。「篝火」 ▷は異体字。

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