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つむ【錘・紡錘】🔗⭐🔉
つむ【錘・紡錘】
①糸巻などの心棒。
②糸をつむぐ機械の付属具。太い針状の鉄棒で、これに管を差し込んで回転させ、撚よりをかけながら糸を巻くもの。緒巻おまき。
錘
撮影:薗部 澄(JCII蔵)

つむぎ【紡ぎ・紬】🔗⭐🔉
つむぎ‐うた【紡ぎ唄】🔗⭐🔉
つむぎ‐うた【紡ぎ唄】
糸をつむぎながら歌う民謡。
⇒つむぎ【紡ぎ・紬】
つむ・ぐ【紡ぐ】🔗⭐🔉
つむ・ぐ【紡ぐ】
〔他五〕
綿または繭を糸縒車いとよりぐるまにかけ、その繊維を引き出し、撚よりをかけて糸にする。大唐西域記平安中期点「紡績ツムキウム」。日葡辞書「ワタ・イトヲツムグ」
ぼう‐し【紡糸】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐し【紡糸】バウ‥
糸をつむぐこと。また、つむいだ糸。
ぼう‐しゃ【紡車】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐しゃ【紡車】バウ‥
糸をつむぐ車。いとぐるま。
ぼう‐しょく【紡織】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐しょく【紡織】バウ‥
紡績すなわち原料から糸をつむぐことと、機織すなわち織物を織ること。「機械―」
ぼう‐すい【紡錘】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうすい‐けい【紡錘形】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうすい‐けい【紡錘形】バウ‥
錘つむに似た形、すなわち円柱形の両端のとがった形。
⇒ぼう‐すい【紡錘】
ぼうすい‐たい【紡錘体】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうすい‐たい【紡錘体】バウ‥
〔生〕細胞が有糸分裂をする時に出現する紡錘形の構造。多数の微小管から成り、相同染色体を両極に牽引し、それを娘細胞に分配する。この微小管を紡錘糸という。紡錘。
⇒ぼう‐すい【紡錘】
ぼうすい‐ちゅう【紡錘虫】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうすい‐ちゅう【紡錘虫】バウ‥
石炭紀とペルム紀に生息した有孔虫類の一群。多くは紡錘形なのでこの名がある。暖かい浅海にすみ、その化石は石炭紀とペルム紀の重要な示準化石の一つ。フズリナ。
⇒ぼう‐すい【紡錘】
ぼうすいちゅう‐せっかいがん【紡錘虫石灰岩】バウ‥セキクワイ‥🔗⭐🔉
ぼうすいちゅう‐せっかいがん【紡錘虫石灰岩】バウ‥セキクワイ‥
紡錘虫の化石を含む古生代、特に石炭紀からペルム紀の石灰岩。岐阜県赤坂産の鮫石さめいしはその一種で、磨いて装飾に用いる。フズリナ石灰岩。
⇒ぼう‐すい【紡錘】
ぼう‐せき【紡績】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐せき【紡績】バウ‥
①糸をつむぐこと。動植物などの繊維を加工して糸にすること。神皇正統記「女子は―をこととしてみづからも着」
②紡績糸の略。
⇒ぼうせき‐いと【紡績糸】
⇒ぼうせき‐きかい【紡績機械】
⇒ぼうせき‐けんし【紡績絹糸】
⇒ぼうせき‐こうぎょう【紡績工業】
⇒ぼうせき‐せん【紡績腺】
⇒ぼうせき‐つむぎ【紡績紬】
⇒ぼうせき‐めんし【紡績綿糸】
ぼうせき‐いと【紡績糸】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐いと【紡績糸】バウ‥
①綿花・羊毛・麻・絹などの繊維を紡績加工して製した糸。
②狭義には、機械紡績による片撚かたよりの綿糸。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐きかい【紡績機械】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐きかい【紡績機械】バウ‥
糸を紡ぐのに用いる機械の総称。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐けんし【紡績絹糸】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐けんし【紡績絹糸】バウ‥
養蚕・製糸などで生ずる屑物を原料とし、これを精練して真綿とし、紡績工程を経て造った糸。絹紡。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐こうぎょう【紡績工業】バウ‥ゲフ🔗⭐🔉
ぼうせき‐こうぎょう【紡績工業】バウ‥ゲフ
生糸・人絹・綿糸・毛糸・麻糸・化学繊維などの精製・紡績を行う繊維工業。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐せん【紡績腺】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐せん【紡績腺】バウ‥
〔生〕(→)糸腺しせんに同じ。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐つむぎ【紡績紬】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐つむぎ【紡績紬】バウ‥
綿糸を経たてとし、紡績絹糸を緯よことした紬風の交まぜ織物。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼうせき‐めんし【紡績綿糸】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうせき‐めんし【紡績綿糸】バウ‥
綿花すなわち綿繊維を紡績工程によってつむいだ糸の総称。
⇒ぼう‐せき【紡績】
ぼう‐もう【紡毛】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうもう‐おりもの【紡毛織物】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうもう‐おりもの【紡毛織物】バウ‥
紡毛糸で織った毛織物。また、紡毛糸を主にした毛織物。
⇒ぼう‐もう【紡毛】
ぼうもう‐し【紡毛糸】バウ‥🔗⭐🔉
ぼうもう‐し【紡毛糸】バウ‥
(woollen)紡毛紡績で紡いだ糸。長短の繊維が交錯し、縮絨しゅくじゅうしやすい。羅紗ラシャ・フランネルなどの原料。
⇒ぼう‐もう【紡毛】
ぼうもう‐ぼうせき【紡毛紡績】バウ‥バウ‥🔗⭐🔉
ぼうもう‐ぼうせき【紡毛紡績】バウ‥バウ‥
原料羊毛に開毛・添油・紡毛の工程を施し、綿状にして精紡機で引き延ばしながら撚よりをかける紡績。
⇒ぼう‐もう【紡毛】
[漢]紡🔗⭐🔉
紡 字形
筆順
〔糸部4画/10画/常用/4334・4B42〕
〔音〕ボウ〈バウ〉(慣) ホウ〈ハウ〉(呉)(漢)
〔訓〕つむぐ
[意味]
綿・麻などの繊維をより合わせて糸にする。つむぐ。「紡績・紡車・紡錘・混紡・がら紡」
[解字]
形声。「糸」+音符「方」(=ならべる)。糸をならべてより合わせる、より糸をつくる意。


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