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しん‐し【紳士】🔗🔉

しん‐し紳士】 ①(搢紳しんしんの士の意)上流社会の男子。二葉亭四迷、浮雲「―の随伴つれと見える両人ふたりの夫人は」。「貴顕―」 ②品格があって礼儀にあつい人。 ③中国、明清代に郷紳きょうしんと士人しじんとを合わせた呼び名。 ④男子の尊敬語。ジェントルマン。「―淑女」「―服」 ⇒しんし‐きょうてい【紳士協定】 ⇒しんし‐きょうやく【紳士協約】 ⇒しんし‐てき【紳士的】 ⇒しんし‐どう【紳士道】 ⇒しんし‐ろく【紳士録】

しんし‐きょうてい【紳士協定】‥ケフ‥🔗🔉

しんし‐きょうてい紳士協定‥ケフ‥ (→)紳士協約に同じ。 ⇒しん‐し【紳士】

しんし‐きょうやく【紳士協約】‥ケフ‥🔗🔉

しんし‐きょうやく紳士協約‥ケフ‥ (gentlemen's agreement) ①公式の手続を経ずに結ぶ国際協定。法的拘束力をもたない。 ②アメリカへの日本人移民の数を制限する協約。1908年(明治41)日本政府がアメリカ政府に対し好意的に交付した覚書に基づく。日米紳士協約。 ③互いに相手を信頼して結ぶ取決め。 紳士協定。 ⇒しん‐し【紳士】

しんし‐てき【紳士的】🔗🔉

しんし‐てき紳士的】 紳士らしく、品格があって礼儀正しいさま。また、互いに偽ったりせず公明に接するさま。「―な態度」 ⇒しん‐し【紳士】

しんし‐どう【紳士道】‥ダウ🔗🔉

しんし‐どう紳士道‥ダウ 紳士として世に立つものが守り行うべき道徳。 ⇒しん‐し【紳士】

しんし‐ろく【紳士録】🔗🔉

しんし‐ろく紳士録】 社会的地位のある人々の氏名・住所・経歴・職業などをしるした名簿。斎藤緑雨、犬蓼「栗橋健介の名―に見えはじめたる頃」 ⇒しん‐し【紳士】 ○人事を尽くして天命を待つじんじをつくしててんめいをまつ [胡寅、読史管見]人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて心を労しない。 ⇒じん‐じ【人事】

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