○腹が立つ_{はらがたつ} しゃくにさわる。立腹する。 ⇒はら【腹・肚】 はら‐かつろう【原勝郎】_‥ラウ 歴史学者。盛岡生れ。東大卒。一高・京大教授。日本中世史研究の開拓者。西洋史研究でも知られる。著「日本中世史」「東山時代に於ける一縉紳の生活」など。（1871〜1924） ⇒はら【原】

はら‐だたし・い【腹立たしい】 〔形〕[文]はらだた・し(シク) 腹が立つさまである。しゃくにさわる。「―・い事件」

はら‐だち【腹立ち】 腹が立つこと。おこること。立腹。「―を抑える」 ⇒はらだち‐じょうご【腹立ち上戸】 ⇒はらだち‐まぎれ【腹立ち紛れ】

はらだち‐じょうご【腹立ち上戸】_{‥ジヤウ‥} 酒に酔うと腹を立てる癖のある人。おこりじょうご。転じて、怒りっぽく腹を立てやすい人。 ⇒はら‐だち【腹立ち】

はらだち‐まぎれ【腹立ち紛れ】 腹の立つにまかせて事をすること。腹が立って物の見さかいがつかなくなること。 ⇒はら‐だち【腹立ち】

はら‐だ・つ【腹立つ】 〔自五〕 ①おこる。いきどおる。立腹する。竹取物語「ここらの公人_{おおやけびと}に見せて、恥を見せんと―・ちをる」 ②喧嘩する。源氏物語若紫「何事ぞや。童_わらわべと―・ち給へるか」

はらたてず【腹立てず】 狂言。俄坊主_{にわかぼうず}が人に名を尋ねられて、「腹立てずの正直坊」と名乗るが、なぶられてついに腹を立てる。

○腹を立てる_{はらをたてる} 怒る。立腹する。 ⇒はら【腹・肚】

ふく‐りゅう【腹立】_‥リフ 腹を立てること。りっぷく。平家物語3「かつうは―し、かつうは落涙し給へば」