しぜん‐はっせい【
自然発生】
①生物は無生物からも発生し得るという説。例えば、肉汁から微生物が自然に発生するという考え。パスツールによって誤りであることが実証された。偶然発生。ヘッケル以降は生命の起源のこと。
②人為的な計画・指導に基づかないで発生すること。「―的なストライキ」
⇒し‐ぜん【自然】
○自然は飛躍せずしぜんはひやくせず
(natura non facit saltum ラテン)リンネやライプニッツが使った語。自然の変化はもっぱら漸次的な増減によるとする考え方を示したもの。
⇒し‐ぜん【自然】