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かやつり‐ぐさ【蚊屋吊草・莎草】🔗🔉

かやつり‐ぐさ蚊屋吊草・莎草】 カヤツリグサ科の一年草。路傍に普通の雑草。高さ約30センチメートル。根生葉は狭長。初夏、茎頂に3葉を出し、その中央に黄褐色の穂を生ずる。子供が茎を裂いて蚊屋を吊る形にすることから名づける。升草ますくさ。〈[季]夏〉。〈書言字考節用集〉 かやつりぐさ カヤツリグサ 撮影:関戸 勇 ⇒かやつりぐさ‐か【莎草科】

かやつりぐさ‐か【莎草科】‥クワ🔗🔉

かやつりぐさ‐か莎草科‥クワ 単子葉植物の一科。草本。花は三数性、穂状花序。イネ科によく似るが、茎の断面は三角形、葉は狭く、基部は閉合した鞘さやをなす。葉が3列に並び、また果実は穎果えいかにならない。全世界の高山から海岸まで、分布はきわめて広く、約100属4000種余り、日本には17属約350種が知られる。 ⇒かやつり‐ぐさ【蚊屋吊草・莎草】

くぐ【磚子苗・莎草】🔗🔉

くぐ磚子苗・莎草】 ①カヤツリグサ科の多年草。西日本から台湾・中国南部に分布。茎は緑色で3稜、高さ30〜50センチメートル。茎頂に多数の花穂を散形につけ、長い苞葉がある。イヌクグ。〈倭名類聚鈔20〉 ②シオクグの別称。 ③ハマスゲの別称。

くぐ‐なわ【莎草縄】‥ナハ🔗🔉

くぐ‐なわ莎草縄‥ナハ クグの茎葉で綯った縄。森鴎外、雁「―で縛つた徳利と通帳とをぶら下げた儘」

ささめ【莎草】🔗🔉

ささめ莎草】 チガヤに似た野草。編んで蓑みの・筵むしろなどにつくる。ささのみ。山家集「あやひねる―の小蓑きぬに着ん涙の雨もしのぎがてらに」

しゃ‐そう【莎草】‥サウ🔗🔉

しゃ‐そう莎草‥サウ 〔植〕 ①ハマスゲの漢名。 ②カヤツリグサのこと。

広辞苑莎草で始まるの検索結果 1-6