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しみ【衣魚・紙魚・蠧魚】🔗🔉

しみ衣魚・紙魚・蠧魚】 (体形が魚に似ているので「魚」の字を用いる)シミ目シミ科の原始的な昆虫の総称。体は細長く無翅。一面に銀色の鱗におおわれ、よく走る。衣服・紙類などの糊気あるものを食害。ヤマトシミ・セイヨウシミなど。しみむし。きららむし。〈[季]夏〉。新撰字鏡8「蟫、志弥」 しみ ヤマトシミ 撮影:海野和男

と【蠧】🔗🔉

】 ①衣魚しみ。 ②キクイムシ。

と‐がい【蠧害】🔗🔉

と‐がい蠧害】 ①虫が物を食害すること。むしばみそこなうこと。 ②物事をそこない害すること。太平記18「是、当家の―、釈門の残賊なるべし」

と‐ぎょ【蠧魚】🔗🔉

と‐ぎょ蠧魚】 ①紙魚しみの異称。〈文明本節用集〉 ②転じて、やたらに本を読むばかりで、その真意を知らず、これを活用する才のない者。

と‐ぞく【蠧賊】🔗🔉

と‐ぞく蠧賊】 (「蠧」は木食虫の意)物事をそこない害すること。また、その者。蠧害。

と‐どく【蠧毒】🔗🔉

と‐どく蠧毒】 ①虫が食い、そこなうこと。 ②物事をそこないやぶること。

の‐むし【蠧】🔗🔉

の‐むし】 ①キクイムシの古名。〈倭名類聚鈔19〉 ②シミの異称。

[漢]蠧🔗🔉

 字形 〔虫部16画/22画/7438・6A46〕 ⇒蠹

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