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けっ‐かん【血管】‥クワン🔗🔉

けっ‐かん血管‥クワン 血液の通る管。脊椎動物では内腔が内皮で覆われ、壁の中層の平滑筋と弾性繊維が血管の径を変化させて血流を調節する。動脈・静脈および毛細血管の別がある。 ⇒けっかん‐けい【血管系】 ⇒けっかん‐しゅ【血管腫】 ⇒けっかん‐ぞうえい【血管造影】

けっかん‐けい【血管系】‥クワン‥🔗🔉

けっかん‐けい血管系‥クワン‥ 血液の通路をなす脈管の系。心臓を含める場合もある。脊椎動物などの閉鎖血管系では、動脈系・静脈系・毛細血管系の別があり、心臓から発する動脈は走行の過程で無数の枝に分かれて毛細血管となり、これが再び合して静脈となり心臓に帰る。節足動物・軟体動物にみられる開放血管系では、毛細血管を欠き、動脈系・静脈系の末端は開放され、その間の血液は組織の空隙を流れる。→循環系⇒けっ‐かん【血管】

けっかん‐しゅ【血管腫】‥クワン‥🔗🔉

けっかん‐しゅ血管腫‥クワン‥ 血管の局所的増生巣。多くは良性腫瘍であるが、組織奇形と見られるものもある。毛細血管腫・血管内皮腫・血管周皮腫・海綿状血管腫・蔓状血管腫などの種類がある。→赤痣あかあざ⇒けっ‐かん【血管】

けっかん‐ぞうえい【血管造影】‥クワンザウ‥🔗🔉

けっかん‐ぞうえい血管造影‥クワンザウ‥ 血管の中にヨードを含む造影剤を注入し、X線撮影を行う方法。経皮的に直接穿刺する方法、カテーテル法、静脈性動脈造影法などがある。病変に伴う血管分布の異常から病変自体を診断し、血管の異常を調べる。 ⇒けっ‐かん【血管】

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