複数辞典一括検索+
あん‐どん【行灯】🔗⭐🔉
あん‐どん【行灯】
(唐音)
①木などの框わくに紙を貼り、中に油皿を入れて灯火をともす具。室内に置くもの、柱に掛けるもの、さげ歩くものなどがある。あんどう。紙灯。〈壒嚢鈔〉。鶉衣「―挑灯の取違へも多勢に無勢叶はねば」
②40の隠語。東海道中膝栗毛2「えいは、そんだいあび手が、―(40文)にげんこ(50文)はふんだくるべい」
③表装で、長幅でも横長でもなく、丈のつまった中途半端なものの称。
⇒あんどん‐くらげ【行灯水母】
⇒あんどん‐ばかま【行灯袴】
⇒あんどん‐べや【行灯部屋】
あんどん‐くらげ【行灯水母】🔗⭐🔉
あんどん‐くらげ【行灯水母】
アンドンクラゲ目のクラゲ。傘部は立方体形で寒天質はかたく、高さ約3センチメートル。各稜の下端から長さ6センチメートル余の細長い触手が4本のびる。触手には劇毒をもつ刺胞があり、触れると炎症を起こす。
⇒あん‐どん【行灯】
あんどん‐ばかま【行灯袴】🔗⭐🔉
あんどん‐ばかま【行灯袴】
(形が丸行灯に似るからいう)襠まちのない袴。袋袴。
⇒あん‐どん【行灯】
あんどん‐べや【行灯部屋】🔗⭐🔉
あんどん‐べや【行灯部屋】
行灯をしまって置く室。多くは階段下などの暗い部屋が使われ、遊郭では揚げ代を払えない客をおしこめて置いた。
⇒あん‐どん【行灯】
広辞苑に「行灯」で始まるの検索結果 1-5。