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のう【衲】ナフ🔗⭐🔉
のう【衲】ナフ
(補綴の意)
①衲衣のうえ。枕草子123「暑げなるもの。…―の袈裟」
②僧の自称。「拙―」
のう‐え【衲衣】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐え【衲衣】ナフ‥
(世人が捨ててかえりみない布帛を縫い合わせて作った衣の意)僧の着る法衣。衲袈裟のうげさ。
のう‐げさ【衲袈裟】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐げさ【衲袈裟】ナフ‥
(→)衲衣のうえに同じ。
のう‐し【衲子】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐し【衲子】ナフ‥
⇒のうす
のう‐しゅ【衲衆】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐しゅ【衲衆】ナフ‥
法会の役僧で、衲衣のうえを着た僧衆。栄華物語音楽「―などは、衲の袈裟唐土もろこしよりこの度の御堂の会えにと心ざし持て参れるを」
のう‐す【衲子】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐す【衲子】ナフ‥
(ノッスとも)禅僧の称。衲衣のうえを着て遊行ゆぎょうするからいう。衲僧。
のう‐そう【衲僧】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐そう【衲僧】ナフ‥
(ノウソとも)(→)衲子のうすに同じ。夏目漱石、吾輩は猫である「一所不住の沙門雲水行脚の―は必ず樹下石上を宿とす」
のう‐の‐けさ【衲の袈裟】ナフ‥🔗⭐🔉
のう‐の‐けさ【衲の袈裟】ナフ‥
(→)衲衣のうえに同じ。
[漢]衲🔗⭐🔉
衲 字形
〔衣(衤)部4画/9画/7453・6A55〕
〔音〕ノウ〈ナフ〉(呉)
[意味]
①つくろう。つぎはぎして縫う。「補衲」
②僧衣。ころも。転じて、僧。「衲衣のうえ・衲子・老衲」

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