け‐ごと【
褻事】
(「褻」は、ふだんの意)平常の行事。つねのこと。↔晴事
はれごと
○下戸と化物は無いげことばけものはない
本当に酒を飲めない者はいないの意。狂言、宝の瘤取「いやいや―といふ程に、先づ盃を持て来い」
⇒げ‐こ【下戸】
○下戸の肴荒しげこのさかなあらし
下戸は酒を飲まないので、もっぱら食べることに専念するという意。
⇒げ‐こ【下戸】
○下戸の建てたる倉もなしげこのたてたるくらもなし
下戸は酒を飲まないから金がたまりそうなものだが、そうかといって蓄えて倉を建てたという話も聞かない。
⇒げ‐こ【下戸】