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なが・む【詠む】🔗⭐🔉
なが・む【詠む】
〔他下二〕
(「長む」の意か)
①声を長くひく。また、声を長くひいて詩歌をうたう。蜻蛉日記中「鹿の…いとうら若き声に、はるかに―・め鳴きたなり」
②詠ずる。吟ずる。詩歌をつくる。袋草紙「あやしの宿直童とのいわらわのつちに伏せりて―・めける歌也」
よ・む【読む・詠む】🔗⭐🔉
よ・む【読む・詠む】
〔他五〕
①数をかぞえる。万葉集17「春花のうつろふまでにあひ見ねば月日―・みつつ妹待つらむそ」。日葡辞書「メ(目)ヲヨム。また、カゾユル」。「票を―・む」
②文章・詩歌・経文などを、1字ずつ声を立てて唱える。源氏物語手習「大徳たち経―・めなど宣ふ」。栄華物語浦々別「声をどよみ泣きたる程の有様、この文―・む人もあわてたり」
③《詠》詠ずる。詩歌を作る。土佐日記「浪の立つなることと憂へいひて―・める歌」。平家物語9「旅宿の花と云ふ題にて一首の歌をぞ―・まれたる」。「俳句を―・む」
④文字・文書を見て、意味をといて行く。蘭学事始「志学垂統と私かに題せる冊子に録せり。後の人々これを―・んで知るべし」。「古典を―・む」
⑤(「訓む」とも書く)漢字を国語で訓ずる。訓読する。平家物語7「春の日と書いてかすがと―・めば、法相擁護の春日大明神」
⑥(講釈師が)講ずる。「義士伝を―・む」
⑦(外面にあらわれたものから)了解する。さとる。「腹を―・む」「顔色を―・む」「敵の作戦を―・む」
⑧囲碁・将棋などで、先の手を考える。
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