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かお【顔・貌】カホ🔗🔉

かお顔・貌カホ ①目・鼻・口がある、頭部の前面。つら。また比喩的に、これに形が似た、物の面にもいう。万葉集9「―艶きによりてそ妹はたはれてありける」。竹取物語「月の―見るは忌むこと」。「―を洗う」「―を曇らせる」「いい―をする」 ②他人に対する影響力のある人。また、その力。知名度。「彼はこの業界では―だ」 ③その集団の代表的な人物。「日本の―」 ④面目。体面。「―を潰す」 ⑤成員としての個々の人。「―ぶれ」「―がそろう」 ⑥(多くは接尾語的に)心・つもりの反映としての、顔の様子。源氏物語若菜上「ふと心得―にも何かはいらへ聞えさせむ」。「我が物―」「したり―」 ⑦(比喩的に用いて)様子。「大都会の―」 ⇒顔が売れる ⇒顔が利く ⇒顔が曇る ⇒顔が立つ ⇒顔が広い ⇒顔から火が出る ⇒顔で笑って心で泣く ⇒顔に書いてある ⇒顔に出す ⇒顔に出る ⇒顔に泥を塗る ⇒顔に紅葉を散らす ⇒顔を合わせる ⇒顔を売る ⇒顔を貸す ⇒顔を利かす ⇒顔を拵える ⇒顔を染める ⇒顔を揃える ⇒顔を出す ⇒顔を立てる ⇒顔を繋ぐ ⇒顔をつぶす ⇒顔を直す ⇒顔を並べる ⇒顔を振る ⇒顔をほころばせる ⇒顔を汚す

かお‐が‐はな【顔が花・貌が花】カホ‥🔗🔉

かお‐が‐はな顔が花・貌が花カホ‥ (→)「かおばな」に同じ。 ○顔が広いかおがひろい 交際範囲が広い。知人が多い。 ⇒かお【顔・貌】 ○顔から火が出るかおからひがでる 深く恥じ入って赤面する。 ⇒かお【顔・貌】

かお‐どり【顔鳥・貌鳥・容鳥】カホ‥🔗🔉

かお‐どり顔鳥・貌鳥・容鳥カホ‥ (古くは清音)カホと鳴く鳥の意から、カッコウのことという。一説に、美しい春の鳥。かおよどり。〈[季]春〉。万葉集6「桜花木のくれこもり―は間なくしば鳴く」

かお‐ばな【顔花・貌花】カホ‥🔗🔉

かお‐ばな顔花・貌花カホ‥ ヒルガオのことという。また、美しい花とも。かおがはな。万葉集8「高円たかまとの野辺の―面影に見えつつ妹は忘れかねつも」

ぼう‐ぎょう【貌形】バウギヤウ🔗🔉

ぼう‐ぎょう貌形バウギヤウ かたち。すがた。容姿ようし。太平記35「召仕はれける夫人の中に、―殊に類ひなく勝れたるを撰んで」

ぼう‐よう【貌容】バウ‥🔗🔉

ぼう‐よう貌容バウ‥ かおかたち。姿。みめ。容貌。

[漢]貌🔗🔉

 字形 〔豸部7画/14画/4338・4B46〕 〔音〕ボウ〈バウ〉(漢) 〔訓〕かたち [意味] 顔かたち。すがた。外観。物の様子。「美貌・容貌・外貌・変貌」 ▷[皃]は異体字。 [下ツキ 外貌・顔貌・全貌・相貌・体貌・美貌・風貌・変貌・面貌・容貌

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