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うたた【転た】🔗🔉

うたた転た】 〔副〕 (「うたて」と同源) ①ある状態がずんずん進行して一層はなはだしくなるさま。いよいよ。ますます。和漢朗詠集「飛泉―声を倍す」 ②程度がはなはだしく進んで、常とちがうさま。はなはだしく。ひどく。異常に。「―あり」の形では、いやだ、気に染まないの意になることが多い。源氏物語手習「―あるまで世をうらみ侍るめれば」。古今和歌集雑体「花と見て折らむとすれば女郎花―あるさまの名にこそありけれ」 ③程度が進んでかわりやすいさま。また、なんとなく心動くさま。そぞろに。日葡辞書「ウタタゴコロ」。「―今昔の感に堪えない」 ⇒うたた‐ごころ【転た心】 ⇒うたた‐ね【転た寝】

うたた‐ごころ【転た心】🔗🔉

うたた‐ごころ転た心】 うつりやすい心。あきやすい心。 ⇒うたた【転た】

うたた‐ね【転た寝】🔗🔉

うたた‐ね転た寝】 寝るつもりでなく横になっているうちに眠ること。ころびね。かりね。古今和歌集「―に恋しき人を見てしより」。「―して風邪をひく」 ⇒うたた【転た】

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