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てん‐い【転移】🔗🔉

てん‐い転移】 ①場所をうつすこと。場所がうつること。 ②〔医〕癌腫がんしゅ・肉腫などが原発した部位から遠隔の場所へ移って新しい腫瘍しゅようを作ること。 ③〔化〕物質の状態が不連続的に変化すること。例えば、固体状態の原子の配列などが一定温度(転移点)を境として別の配列に変わること。「相―」 ④〔心〕 ㋐(transfer)あることを学習した結果、それがあとの類似した内容の学習を容易にする現象。正の転移。これに対して、後の学習が妨害されることを負の転移という。 ㋑(transference)精神分析療法を行なっているうちに、患者が小児時代の感情をそのまま医師やカウンセラーに向けること。陽性のものと陰性のものとがある。 ⇒てんい‐アール‐エヌ‐エー【転移RNA】 ⇒てんい‐おんど【転移温度】 ⇒てんい‐こうそ【転移酵素】

てんい‐アール‐エヌ‐エー【転移RNA】🔗🔉

てんい‐アール‐エヌ‐エー転移RNA】 蛋白質の生合成過程で、リボソームへ特定のアミノ酸を運ぶ働きをもつRNA。メッセンジャーRNA上の連続した3個のヌクレオチド(トリプレット)のコドンを、アミノ酸に対応づける役割、すなわち、ヌクレオチド配列としての遺伝情報を、リボソーム上で、アミノ酸配列に翻訳するのを仲介する。運搬RNA。トランスファーRNA。tRNA ⇒てん‐い【転移】

てんい‐おんど【転移温度】‥ヲン‥🔗🔉

てんい‐おんど転移温度‥ヲン‥ 物質の転移3の起こる温度。転移点。 ⇒てん‐い【転移】

てんい‐こうそ【転移酵素】‥カウ‥🔗🔉

てんい‐こうそ転移酵素‥カウ‥ 〔生〕一つの化合物から他の化合物に各種の原子団を転移する反応を触媒する酵素。アミノ基転移酵素など。トランスフェラーゼ。 ⇒てん‐い【転移】

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