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○轍を踏むてつをふむ🔗🔉

○轍を踏むてつをふむ 先例をくり返す。また、前人の陥ったと同じ失敗を後人がする。「前車の―」 ⇒てつ【轍】 てて】 「ちち」の転。宇津保物語俊蔭「母は―の手にもまさりて」 て‐て 〔助詞〕 (上方語。「とて」の転) ①前の内容を前提に引き、後に続ける。…といって。狂言、萩大名「ていしゆが、でけた―、いかふよろこぶ」 ②逆説の意で続ける。…といっても。浄瑠璃、新版歌祭文「そうぢや―茶屋の内もやつぱり人目」 テディー‐ベアteddy bear】 熊のぬいぐるみの一種。テディーは、狩猟好きのアメリカ大統領T.ルーズヴェルト(愛称テディー)が木につながれた子熊の命を助けたという「ワシントンポスト」紙の漫画に因む名。 デディケートdedicate】 (書物の巻頭に恩人・友人等の名を記して)捧げること。献題すること。 てて‐うち (てんでにとる意。また、握って手中に満ちる意。また、果実が毬いがから出て地に落ちる意という)丹波栗たんばぐりの俗称。ててうち栗。浄瑠璃、博多小女郎波枕「おんらが在所はの、奥山の―のでんぐりでんぐり栗の木の」 ててうち‐ははうち父打母打】 父にも母にもむごく扱われること。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「これがほんの―、二人の親御に憎まれて」 テ‐デウムTe Deum ラテン】 (「神よ、あなたを」の意)三位一体の神をたたえるキリスト教の賛歌。教会の祈りや典礼で歌われる。5世紀初頭のテキストが現存。ヘンデル・ブルックナーなどの楽曲で知られる。 デテールdetail⇒ディテール てて‐おや父親】 ちちおや。 てて‐き父君】 (「ててきみ」の略)ちちぎみ。父上。宇津保物語楼上上「宮君は殿をば―とてむつれ奉り給ひ」 てて‐ぎみ父君】 ちちぎみ。父上。宇津保物語菊宴「―のわれをおもほしし時には」 デデキントJulius Wilhelm Richard Dedekind】 ドイツの数学者。代数的数論を開拓し、無理数論・自然数論を基礎づけた。(1831〜1916) てて‐く・る 〔他四〕 男女が密会する。ちちくる。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「娘のおかちを―・り、市松といふ子までへり出さしをつた」 てて‐ご父御】 他人の父の尊敬語。ちちご。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「この子は―の四十二の二つ子にて」 デデ‐コルクト‐の‐しょデデコルクトの書】 (Dede Korkut Kitabı トルコ)トルコ系遊牧民の英雄物語。15世紀に古アナトリア‐トルコ語で文字化。デデ=コルクト(コルクト爺さん)は語り手の名。 ててなし‐がね父無し金】 資本なしで儲けた金銭。浄瑠璃、傾城酒呑童子「夕べ夕べに産みいだす―のつかみ取り」 ててなし‐ご父無し子】 ①父の不明な子。私生児。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「長者が娘が―をはらんで何と一分立つものぞ」 ②父に死に別れた子。また、孤児。 てて‐はは父母】 ちちはは。ふぼ。大和物語「―のかなしくする人なりければ」 でで‐ふく出出福】 (「でで」はおでこ、「ふく」はお多福の意)不美人。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「あんな―を連れて逃げるとは、どんな男でござりませう」 でで‐むし (「出よ出よ虫」の意)カタツムリの異称。〈[季]夏〉 ててら ①肌着。襦袢ジバン。また、膝のあたりまでしかない短い着物。醒睡笑「―は膝だけあるきるものなり」 ②褌ふんどし。男の下帯。 ててれ (→)「ててら」に同じ。 ててれ】 (トトリ(鳥捕)の転という)鳥を網で捕らえる時に用いるおとり。〈倭名類聚鈔15て‐てんご手てんご】 テテンゴウの約。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「コリヤ悪い病が付いたわい、銭なしの―ぢやの」 て‐てんごう手てんごう‥テンガウ ①手でするいたずら。手なぐさみ。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「まだいとけなき市松は親の嘆きも白州の小石拾ひ集めて―」 ②ばくち。 テトtet】 ベトナムの旧正月。中国の春節に当たる。 でと (東北地方で)山の出入口。転じて、谷川の下流。 て‐とう手套‥タウ 手袋。しゅとう。 て‐どうぐ手道具‥ダウ‥ 手まわりの小道具・調度品。手具足。 て‐とうだい手灯台(→)手燭てしょくに同じ。〈日葡辞書〉 て‐どお手遠‥ドホ 手元から遠いこと。↔手近 て‐とおし手通し‥トホシ 里方から持って来る産着うぶぎ→てぬき て‐どお・し手遠し‥ドホシ 〔形ク〕 手元から遠い。遠くて手が届かない。好色二代男「―・き恋の思ひ立ち」↔手近し で‐どき出時】 ①でる時。出るべき時。好色五人女1「吸物の―さびしく」 ②人のでさかる時。 で‐どこ出床】 江戸時代、路傍などで小屋を建てて営業した髪結い床。 で‐どこ出所・出処(→)「でどころ」に同じ。 テト‐こうせいテト攻勢】 ベトナム戦争中の1968年1月末、テト(旧正月)の時期に始まった北ベトナム軍・南ベトナム解放民族戦線軍による南ベトナムの主要な都市・軍事基地に対する一斉攻撃。米国の世論に衝撃を与え、戦争の転機となった。 で‐どころ出所・出処】 ①物事の出て来たもと。しゅっしょ。「金の―」 ②出るべき場所・場面。 ③でぐち。 デトネーションdetonation】 ①ニトログリセリンなどの爆薬に、強い打撃や急熱を加えると激しい爆音を伴って爆発する現象。爆轟ばくごう。 ②ノッキングのこと。 て‐とぼし手点(→)手燭てしょくに同じ。

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