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へんじょう【遍昭・遍照】‥ゼウ(人名)🔗🔉

へんじょう遍昭・遍照‥ゼウ 平安初期の僧・歌人。六歌仙・三十六歌仙の一人。大納言安世(桓武天皇の皇子)の子。俗名、良岑よしみね宗貞。仁明天皇の寵を蒙り蔵人頭となったが、天皇崩御後出家、円仁・円珍に天台を学び、京都に元慶寺がんぎょうじを創設、僧正となる。流暢な歌を詠み、小野小町との贈答は有名。花山僧正。(816〜890)

へん‐じょう【遍照】‥ゼウ(仏教)🔗🔉

へん‐じょう遍照‥ゼウ (ヘンショウとも)〔仏〕法身ほっしんの光明が、あまねく世界を照らすこと。 ⇒へんじょう‐こんごう【遍照金剛】 ⇒へんじょう‐しゃなぶつ【遍照遮那仏】 ⇒へんじょう‐にょらい【遍照如来】

へんじょう‐こんごう【遍照金剛】‥ゼウ‥ガウ🔗🔉

へんじょう‐こんごう遍照金剛‥ゼウ‥ガウ ①光明があまねく照らし、その本体の不壊ふえであることを表す語。大日如来の密号。 ②空海の灌頂号。 ⇒へん‐じょう【遍照】

へんじょう‐しゃなぶつ【遍照遮那仏】‥ゼウ‥🔗🔉

へんじょう‐しゃなぶつ遍照遮那仏‥ゼウ‥ (→)毘盧びる遮那仏に同じ。 ⇒へん‐じょう【遍照】

へんじょう‐にょらい【遍照如来】‥ゼウ‥🔗🔉

へんじょう‐にょらい遍照如来‥ゼウ‥ 大日如来の異称。 ⇒へん‐じょう【遍照】

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