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たがえ【違え】タガヘ🔗⭐🔉
たがえ【違え】タガヘ
①たがえること。ちがえること。
②「方かた違え」の略。蜻蛉日記下「―こそはせましか」
⇒たがえ‐もの【違え物】
たがえ‐もの【違え物】タガヘ‥🔗⭐🔉
たがえ‐もの【違え物】タガヘ‥
とりちがえた物。
⇒たがえ【違え】
たが・える【違える】タガヘル🔗⭐🔉
たが・える【違える】タガヘル
〔他下一〕[文]たが・ふ(下二)
①ちがわせる。合わないようにする。一致させない。源氏物語橋姫「ひとこともかく打ち出で聞えさせてむさまを―・へ侍るまじくなむ」。天草本平家物語「本書のことばを―・へず書写し」。「色を―・える」
②そむいて裏切る。約束や言いつけを破る。天草本平家物語「日ごろの契約を―・へず、参つたる事はまことに神妙な儀ぢや」。「約束を―・える」
③方違えをする。源氏物語帚木「二条院にも同じ筋にて。いづくにか―・へん」
ちがえ【違え】チガヘ🔗⭐🔉
ちがえ【違え】チガヘ
①ちがえること。ちがえたさま。
②鹿が狩人にあった時、狩人の方を向いて立ち上がり、前足を交叉させて突き出すしぐさ。
⇒ちがえ‐だな【違え棚】
⇒ちがえ‐やりど【違え遣戸】
ちがえ‐やりど【違え遣戸】チガヘ‥🔗⭐🔉
ちがえ‐やりど【違え遣戸】チガヘ‥
二つの溝にはめて、入りちがわせて開閉する遣戸。
⇒ちがえ【違え】
ちが・える【違える・交える】チガヘル🔗⭐🔉
ちが・える【違える・交える】チガヘル
〔他下一〕[文]ちが・ふ(下二)
①互いに行き合わないようにする。交錯させる。源氏物語蜻蛉「几帳どもの、立て―・へたるあはひより、見通されてあらはなり」
②交叉させる。続古今和歌集恋「鵲の―・ふるはしの間遠にて隔つる中に霜や置くらむ」
③相違させる。他と異なるものにする。「色を―・えて目立たせる」
④悪い夢を良い夢にかえる。大鏡道長「―・へさせ祈りなどをもすべかりけることを」
⑤正常の位置からはずす。「足の筋を―・える」
⑥まちがえる。「人を―・えた」
⑦違背する。日葡辞書「ヤクソク(約束)ヲチガユル」
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