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く・む【汲む・酌む】🔗⭐🔉
く・む【汲む・酌む】
〔他五〕
①水などをすくいとる。しゃくう。掬むすぶ。万葉集13「小治田おはりだの愛智あゆちの水をまなくそ人は―・むといふ」。「泉の水を―・む」
②酒・茶などを器についで飲む。謡曲、猩々「白菊の着せ綿を暖めて、酒をいざや―・まうよ」。「酒を―・んで語り明かす」
③人の気持などをおしはかる。おもいやる。古今和歌集六帖3「思ふとは何をか更にいは清水心を―・みて人は知らなむ」。「意向を―・む」「事情を―・む」
④物事に含まれている趣などを理解し摂取する。「―・めども尽きぬ情趣」
⑤(多く「流れを―・む」の形で)その流儀を受け継ぐ。その系統に属する。「自然主義の流れを―・む」
◇2で酒の場合、「酌む」と書くことが多い。
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