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かん‐けい【関係】クワン‥🔗🔉

かん‐けい関係クワン‥ ①あるものが他のものと何らかのかかわりを持つこと。その間柄。二つ以上の思考の対象をなにか統一的な観点(例えば類似・矛盾・共存など)からとらえることができる場合に、それらの対象はその点で関係があるといわれる。「合同―に立つ」「三位一体の―」「利害―」「因果―」「人間―」 ②人間社会における、特殊なかかわりあい。 ㋐血縁や組織における結びつきの間柄。つて。ゆかり。てづる。「おじ・おいの―」「師弟の―にある」 ㋑男女間の情交。 ㋒ある物事に携わっていること。「事件に―する」「―筋への陳情」 ㋓(接尾語的に)その方面(の仕事)。「貿易―の会社」「建築―の雑誌」 ③あるものが他のものに影響を及ぼすこと。「予算の―で実現できない」 ⇒かんけい‐がいしゃ【関係会社】 ⇒かんけい‐がいねん【関係概念】 ⇒かんけい‐し【関係詞】 ⇒かんけい‐しき【関係式】 ⇒かんけい‐しゃ【関係者】 ⇒かんけい‐しゅうだん【関係集団】 ⇒かんけい‐しゅぎ【関係主義】 ⇒かんけい‐だいめいし【関係代名詞】 ⇒かんけい‐づ・ける【関係付ける】 ⇒かんけい‐もうそう【関係妄想】

かんけい‐がいしゃ【関係会社】クワン‥グワイ‥🔗🔉

かんけい‐がいしゃ関係会社クワン‥グワイ‥ 親会社が大きな出資比率をもって経営に関与する会社。子会社。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐がいねん【関係概念】クワン‥🔗🔉

かんけい‐がいねん関係概念クワン‥ アリストテレスのプロスティ(何かに対して)に始まり、実体概念に対立し事物の関係を表す概念。「より大きい」の類。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐し【関係詞】クワン‥🔗🔉

かんけい‐し関係詞クワン‥ (relative)名詞の表す内容を限定する働きをもつ節である関係節の先頭に位置し、関係節の始まりを明示するとともに、限定される名詞と関係節とを結び付ける働きをする語。関係代名詞・関係副詞・関係形容詞がある。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐しき【関係式】クワン‥🔗🔉

かんけい‐しき関係式クワン‥ 二つ以上の量または記号の相互関係を表す式。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐しゃ【関係者】クワン‥🔗🔉

かんけい‐しゃ関係者クワン‥ ある事柄に関係がある人。特に、当事者として直接の関係がある人。「―以外立入り禁止」 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐しゅうだん【関係集団】クワン‥シフ‥🔗🔉

かんけい‐しゅうだん関係集団クワン‥シフ‥ 〔社〕(→)準拠集団に同じ。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐しゅぎ【関係主義】クワン‥🔗🔉

かんけい‐しゅぎ関係主義クワン‥ 関係こそが第一次的であり、実体は、いわば関係の結節にすぎないと考える哲学的立場。カッシーラーや広松渉が代表的論者。同様の立場は仏教の縁起観にも見られる。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐だいめいし【関係代名詞】クワン‥🔗🔉

かんけい‐だいめいし関係代名詞クワン‥ (relative pronoun)ヨーロッパ語などで、代名詞のうち先行する語句を受けてその内容を限定する機能を持つ節(関係節)を作るもの。英語のwhoやwhichなど。同様の働きをする関係副詞などと併せて、関係詞(relative)と呼ぶこともある。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐づ・ける【関係付ける】クワン‥🔗🔉

かんけい‐づ・ける関係付けるクワン‥ 〔他下一〕 つながりをつける。結びつける。 ⇒かん‐けい【関係】

かんけい‐もうそう【関係妄想】クワン‥マウサウ🔗🔉

かんけい‐もうそう関係妄想クワン‥マウサウ 「ひとが自分のうわさをしている」「自分をどうかしようとしている」などというように、実際には何でもない他人の言葉や周囲のできごとを自分に関係づける妄想。統合失調症患者で見られる。 ⇒かん‐けい【関係】

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