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あこぎ‐が‐うら【阿漕ヶ浦】🔗🔉

あこぎ‐が‐うら阿漕ヶ浦】 三重県津市の海浜。伊勢神宮に供する神饌しんせんの漁場で殺生禁断の地とされ、また、謡曲・浄瑠璃によって有名。(歌枕)「―に引く網」 ⇒あこぎ【阿漕】 ○阿漕ヶ浦に引く網あこぎがうらにひくあみ (古今六帖の歌から)隠しごとも度重なれば広く知れ渡ること。太平記21「さのみ度重ならばこそ、安濃あこぎが浦に引く網の、人目に余る憚りも候はめ」 ⇒あこぎ【阿漕】

○阿漕ヶ浦に引く網あこぎがうらにひくあみ🔗🔉

○阿漕ヶ浦に引く網あこぎがうらにひくあみ (古今六帖の歌から)隠しごとも度重なれば広く知れ渡ること。太平記21「さのみ度重ならばこそ、安濃あこぎが浦に引く網の、人目に余る憚りも候はめ」 ⇒あこぎ【阿漕】 あこぎ‐の‐へいじ阿漕の平次】 阿漕ヶ浦で禁断を犯し、魚をえようとして簀巻すまきにされたという伝説の漁夫。古浄瑠璃「あこぎの平次」、人形浄瑠璃「田村麿鈴鹿合戦」(「勢州阿漕浦」)などに作られる。能「阿漕」や御伽草子「阿漕の草子」が先行するが、この人名は出ない。 ⇒あこぎ【阿漕】 あこぎ‐やき阿漕焼】 三重県津市の阿漕ヶ浦の近くで作られる陶器。1853年(嘉永6)倉田久八の創始。18世紀後半に同地に産した安東あんとう焼(古安東)を再興したもの。再興安東。 ⇒あこぎ【阿漕】 あこだ阿古陀】 ①阿古陀瓜の略。 ②阿古陀形なりの略。 ③阿古陀瓜の形に似た、公家の二階棚敷設の香炉。銀線の網の火屋ほやをかけた火屋母ほやもの中に納めたもの。阿古多香炉。 阿古陀 阿古陀 提供:ポーラ文化研究所 ⇒あこだ‐うり【阿古陀瓜】 ⇒あこだ‐なり【阿古陀形】 あこだ‐うり阿古陀瓜】 ウリ科の一年草。金冬瓜きんとうがの一種で平たく丸いもの。 ⇒あこだ【阿古陀】 あこだ‐なり阿古陀形】 (形状がアコダウリに似ているから) ①陶磁器の香合・香炉・茶入・水指みずさしに多い形。 ②楕円形で頂上をへこませた筋兜すじかぶとの鉢。 ⇒あこだ【阿古陀】 あご‐つき腮付き・顎付き】 食物・食費が支給されること。食事つき。守貞漫稿「―と称へ廻り場の内の巨賈きょこ豪戸にて年中食を与ふ家あり」

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