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へだ・てる【隔てる】🔗🔉

へだ・てる隔てる】 〔他下一〕[文]へだ・つ(下二) 二つのものの間に何かを置いて、互いの疎通を欠かせる意。 ①間に物を置く。仕切る。距離を置く。万葉集18「安の河中に―・てて向かひ立ち袖振り交し息の緒に嘆かす子ら」。竹取物語「竹取るに節ふしを―・ててよごとに金ある竹を見つくること重なりぬ」。天草本平家物語「猛火が燃え来れば、川を―・てても障へがたかつた」。「テーブルを―・てて向かい合う」「本土から2キロ―・てた島」 ②時日の間をおく。万葉集11「若草のにひ手枕をまき初めて夜をや―・てむ憎くあらなくに」。「20年の歳月を―・てて再会した」 ③さえぎる。間で邪魔をする。万葉集18「月見れば同じ国なり山こそば君があたりを―・てたりけれ」。「雲に―・てられて見えない」 ④疎うとみ遠ざける。わけへだてをする。源氏物語澪標「かねてより―・てぬ中と慣はねど別れは惜しきものにぞありける」。日葡辞書「ヒトニココロヲヘダツル」 ⑤仲をひきはなす。「二人の仲を―・てる」

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