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○雪と墨ゆきとすみ🔗🔉

○雪と墨ゆきとすみ 物事の正反対なこと、また、甚だしく相違のあることのたとえ。「墨と雪」とも。「烏と鷺」「月とすっぽん」も同趣意。 ⇒ゆき【雪】 ゆき‐とど・く行き届く】 〔自五〕 ①あまねくゆきわたる。すみずみまで気がつく。万事に手落ちなくする。いきとどく。「―・いたもてなし」 ②ある所に至りつく。 ゆき‐とぶら・う行き訪ふ‥トブラフ 〔自四〕 訪れる。見舞にゆく。徒然草「人多く―・ふ中に」 ゆき‐どまり行き止り】 行手がふさがって、それから先へ行けないこと。また、その所。いきどまり。「道は―になる」 ゆき‐どま・る行き止まる】 〔自五〕 (古くは清音。イキドマルとも) ①行く途中でとまる。立ち止まる。 ②行き着く。進んで行ってそこでとまる。行手がふさがって、それから先へ行けなくなる。古今和歌集「世の中はいづれかさして我がならん―・るをぞ宿と定むる」 ③物事が行きづまる。 ゆき‐どめ雪止め】 屋根に積もった雪が急に落ちるのを防ぐため、軒にとりつけた棒・板などの称。屋根に雪止め瓦を葺くこともある。 ゆき‐な雪菜】 ①積雪地方で、雪中に栽培し、雪によって軟らかく育成する菜類。 ②コマツナの一栽培品種。山形県米沢地方の名産。大形で雪に埋もれてから太い白色の花茎を出し、これを掘り出して食用とする。 ゆき‐なか雪中】 雪のあるなか。雪の降っているうち。せっちゅう。 ゆき‐なげ雪投げ(→)雪合戦に同じ。〈[季]冬〉 ゆき‐なずな雪薺‥ナヅナ 紋所の名。雪をかぶったナズナの図案化。狂言、麻生「さて御裃はかちんのむらがけに子持筋を付けまして、目出度う―で御座る」 ゆき‐なだれ雪傾れ・雪雪崩】 山などの積雪の崩れ落ちること。なだれ。〈[季]春〉 ゆき‐なます雪鱠】 魚の鱠に、おろし大根をかけたもの。 ゆき‐なやみ行き悩み】 行きなやむこと。事が思い通りに進行しないこと。「―状態」 ゆき‐なや・む行き悩む】 〔自五〕 ①さわりがあってなかなか進めない。源氏物語槿「石間の水は―・み」 ②物事がはかばかしく進行しない。いきなやむ。「問題解決に―・む」 ゆき‐なり行成(→)「いきなり」に同じ。 ゆき‐にごり雪濁り】 雪どけのために川や海の水がにごること。〈[季]春〉

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