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だい【題】🔗🔉

だい】 ①頭部のしるしをつける所。ひたい。また、巻頭にしるした文字。 ②書物の名。書名。 ③詩歌・文章・美術作品などでその主意を短く示すもの。「―を付ける」 ④問い。解決を求められている事柄。「お―」 ⇒題を出す

だい‐い【題意】🔗🔉

だい‐い題意】 題の意味するところ。

だい‐えい【題詠】🔗🔉

だい‐えい題詠】 前もって題を設けて詩歌を詠むこと。また、そのようにして作った詩歌。

だい‐が【題画】‥グワ🔗🔉

だい‐が題画‥グワ 絵に詩や詞書を書き添えること。また、その絵。

だい‐がく【題額】🔗🔉

だい‐がく題額】 ①額に詩や文章を書くこと。 ②氏名や山号などを記して戸口・門などに掲げた額。

だい‐げん【題言】🔗🔉

だい‐げん題言】 書物・雑誌などの巻頭の言葉。また、画幅・石碑の上に記す言葉。題辞。

だい‐ごう【題号】‥ガウ🔗🔉

だい‐ごう題号‥ガウ 書物などの題目。表題。 ○乃公出でずんばだいこういでずんば このおれさまが出ないで、他の者に何ができるものかの意。 ⇒だい‐こう【乃公】

だい‐ざい【題材】🔗🔉

だい‐ざい題材】 芸術作品・学術研究などの主題となる材料。「小説の―」

だい‐さく【題作】🔗🔉

だい‐さく題作】 題を出して詩文などを作らせること。 ○台座後光を仕舞うだいざごこうをしまう (仏像が台座と後光を失う意から)面目を丸つぶしにする。また、生命を失う。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「脚腰立たぬ耄おいぼれ切り外はずさして台座後光、仕舞ふてくれう」 ⇒だい‐ざ【台座】

だい‐し【題詞】🔗🔉

だい‐し題詞】 ①(→)題辞に同じ。 ②詩歌の初めに、その詠まれた事情・趣意などを記した言葉。詞書。

だい‐し【題詩】🔗🔉

だい‐し題詩】 ①物に題して詩を作ること。また、その詩。 ②書物の巻頭にしるす詩。

だい‐じ【題字】🔗🔉

だい‐じ題字】 書物や画幅などの標題の文字。

だい‐じ【題辞】🔗🔉

だい‐じ題辞】 書物の巻頭や画幅などの上に記す言葉。題詞。題言。

だい‐しゃ【題者】🔗🔉

だい‐しゃ題者】 ①出題者。特に歌会でいう。 ②〔仏〕論議の際に出題をする者。探題。愚管抄5「天台宗碩学―なり」

だい‐しょ【題署】🔗🔉

だい‐しょ題署】 書きしるすこと。書きつけること。また、その書きしるしたもの。

だい‐しらず【題知らず・題不知】🔗🔉

だい‐しらず題知らず・題不知】 和歌の題や詠まれた事情が不明なこと。また、その歌。詞書ことばがきの一種として用いられた。

だい・する【題する】🔗🔉

だい・する題する】 〔自サ変〕[文]題す(サ変) ①題をつける。題名とする。「梅に―・す」 ②表題や題字・題辞を書く。

だい‐せん【題簽・題箋】🔗🔉

だい‐せん題簽・題箋】 ①書名・巻数などを記して和漢書の表紙に貼付した細長い紙片、あるいは布片。貼り外題げだい。外題紙げだいがみ。 ②書物の題名・題字。

だい‐ばつ【題跋】🔗🔉

だい‐ばつ題跋】 ①題と跋。題辞と跋文。 ②書物の末につける文章。跋文。

だい‐へき【題壁】🔗🔉

だい‐へき題壁】 詩歌・文章などを壁上に書き記すこと。

だいみょう‐そう【題名僧】‥ミヤウ‥🔗🔉

だいみょう‐そう題名僧‥ミヤウ‥ 経供養の時、経の題目を読み上げる僧。大鏡道長「御堂の北の庇にこそは―の座おわせられたりしか」

だい‐めい【題名】🔗🔉

だい‐めい題名】 書物・詩文などの標題の名。

だい‐もく【題目】🔗🔉

だい‐もく題目】 ①書物の標題。題号。外題。 ②研究・施策などの主題。 ③箇条。問題。平治物語「叶ひ難き―なる由申されければ」 ④名目。唱え方。名号。 ⑤日蓮宗で唱える南無妙法蓮華経の7字。御題目。 ⇒だいもく‐おどり【題目踊】 ⇒だいもく‐こう【題目講】 ⇒だいもく‐しゅう【題目宗】

だいもく‐おどり【題目踊】‥ヲドリ🔗🔉

だいもく‐おどり題目踊‥ヲドリ 陰暦7月16日の夜、太鼓・大鼓・拍子木などに合わせて法華経の題目を唱えながら男女合同でする踊り。京都市左京区の涌泉寺で行う盆踊り(8月15・16日)が有名。 ⇒だい‐もく【題目】

だいもく‐こう【題目講】‥カウ🔗🔉

だいもく‐こう題目講‥カウ 日蓮宗の信者の講。 ⇒だい‐もく【題目】

だいもく‐しゅう【題目宗】🔗🔉

だいもく‐しゅう題目宗】 (題目を称えるからいう)日蓮宗。 ⇒だい‐もく【題目】

○題を出すだいをだす🔗🔉

○題を出すだいをだす ①詩歌・文章などで、前もってその主意を与える。 ②注文をつける。あらかじめ要点をおさえておく。傾城禁短気「恨みに存ぜぬと、題を出しておくからは」 ⇒だい【題】

[漢]題🔗🔉

 字形  筆順 〔頁部9画/18画/教育/3474・426A〕 〔音〕ダイ(呉) [意味] ①物のはし。はじめ。特に、書物の巻頭。「題辞・題言」 ②詩文・書物の冒頭に、その内容を要約して表す言葉。見出し。タイトル。「題をつける」「題名・題簽だいせん・標題」 ③問いかけの(内容を簡潔に表した)言葉。転じて、解決を求められている事柄。テーマ。「主題・問題・難題・議題・宿題・題材」 ④詩文を書きつける。「壁に題す」「題画」 [解字] 形声。「頁」(=あたま)+音符「是」(=まっすぐ)。頭の正面にまっすぐにつき出たひたいの意。転じて、見出し、めじるしの意。 [下ツキ 演題・改題・解題・開題・仮題・課題・画題・季題・議題・休題・御題・句題・外題・兼題・雑題・宿題・主題・首題・出題・席題・設題・即題・探題・勅題・内題・難題・標題・表題・副題・文題・放題・傍題・本題・無題・命題・問題・落題・類題・例題・論題・話題

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