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あわび【鮑・鰒】アハビ🔗🔉

あわび鮑・鰒アハビ ミミガイ科の巻貝のうち大形の種類の総称。マダカアワビ・メガイアワビ・クロアワビ・エゾアワビなど。貝殻は耳形で厚く、殻長10〜20センチメートル。暗褐色または帯緑褐色、内面は真珠光沢がある。殻表に管状に立ち上った4〜5個の呼吸孔がある。日本各地の岩礁にすむ。貝殻はボタンや螺鈿らでんの材料。肉は食用、乾燥した半透明の良品を明鮑、不透明のものを灰鮑という。串貝。水貝。石決明。〈[季]夏〉 ⇒あわび‐がえし【鮑返し】 ⇒あわび‐のし【鮑熨斗】 ⇒あわび‐むすび【鮑結び】 ⇒鮑の片思い

あわび‐がえし【鮑返し】アハビガヘシ🔗🔉

あわび‐がえし鮑返しアハビガヘシ 水引の結び方。鮑結びの変形。慶事に用いる。鮑返し結び。 鮑返し ⇒あわび【鮑・鰒】 ○鮑の片思いあわびのかたおもい (鮑が片貝であることから)自分が相手を思うだけで、相手が自分を思わないことにいう。「磯の鮑の片思い」とも。浄瑠璃、国性爺合戦「君は醋貝とすひつけど、我は―」 ⇒あわび【鮑・鰒】

○鮑の片思いあわびのかたおもい🔗🔉

○鮑の片思いあわびのかたおもい (鮑が片貝であることから)自分が相手を思うだけで、相手が自分を思わないことにいう。「磯の鮑の片思い」とも。浄瑠璃、国性爺合戦「君は醋貝とすひつけど、我は―」 ⇒あわび【鮑・鰒】 あわび‐のし鮑熨斗アハビ‥ (→)「のしあわび」に同じ。 ⇒あわび【鮑・鰒】 あわび‐むすび鮑結びアハビ‥ ①紐の結び方。中央に一つ、左右に二つのわなを並べて結ぶ。飾り結びとして水引などに広く用いる。淡路結び。 鮑結び ②女の髪の結い方。1の形にしたもの。 ⇒あわび【鮑・鰒】 あわ‐ふ粟生アハ‥ 粟の生えている畑。粟畑。古事記「―には韮かみら一茎ひともと⇒あわふ‐た【粟生田】 あわ‐ぶ粟麩アハ‥ 黄色に染めた麩。 あわ‐ぶき泡吹】 アワブキ科の落葉高木。山地に自生。高さ約10メートル。葉は長楕円形で栗の葉に似、細毛がある。夏に黄白色の細かい花を円錐花序につける。枝を燃やすと、切口から泡を出す。 あわふき‐むし泡吹虫】 カメムシ目アワフキムシ科の昆虫の総称。成虫は体長5〜10ミリメートル。セミに似る。幼虫は草木の枝や葉に腹端から出す泡で唾液様の巣を作り、その中で植物の汁を吸い成長する。シロオビアワフキ・マツアワフキなど、日本に約50種。 アワフキムシ 撮影:海野和男 アワフキムシ(幼虫) 撮影:海野和男 あわ‐ぶく口沫】 (「泡吹く」の意)あぶく。あわ。 あわふ‐た粟生田アハ‥ (→)粟生に同じ。 ⇒あわ‐ふ【粟生】 あわほ‐ひえぼ粟穂稗穂アハ‥ 農村行事の一つ。小正月にヌルデの木などを削掛けずりかけにしたものを粟穂、皮付のままのを稗穂とし、側面に切れ目をつけ、また細い割竹にさしたりして、普通は6本ずつたばね、庭や堆肥上に立てる。東日本に多い。あぼへぼ。 あわ‐ぼり阿波彫アハ‥ 阿波から作り出した刀の装飾のための金属彫刻。後藤徳乗( 〜1631)の門人野村直道が始め、その孫直矢が徳島藩主蜂須賀家に招かれ彫工となり、代々これを作る。濃厚な金色を用いる。 あわまる‐じけん阿波丸事件アハ‥ 太平洋戦争で連合国側から安全を保証されていた救恤きゅうじゅつ品輸送船の阿波丸が1945年4月1日台湾海峡で米潜水艦に撃沈され、2000人以上が死亡した事件。米政府は違法性を認めたが、49年日本は損害賠償請求権を放棄。 阿波丸 提供:毎日新聞社 あわ・む淡むアハム 〔他下二〕 (相手を「淡し」と思う意)かろんずる。うとんずる。源氏物語帚木「言はむかたなしと、式部を―・め憎みて」 あわ‐めし粟飯アハ‥ 粟を米にまぜて炊いた飯。 あわ‐もち粟餅アハ‥ 糯粟もちあわを蒸してついた餅。 あわ‐もり泡盛】 沖縄特産の焼酎。多くタイ産の砕米を原料とし、黒麹くろこうじ菌で麹にし、これに水と酵母とを加え発酵させ蒸留する。長年熟成したものを沖縄では古酒くうすといい芳醇。アルコール30〜40パーセントを含む。 ⇒あわもり‐しょうま【泡盛升麻】 ⇒あわもり‐だい【泡盛鯛】 あわもり‐しょうま泡盛升麻】 ユキノシタ科の多年草。高さ約50センチメートル。葉は硬く光沢がある。夏、小白花を円錐花序につける。西南日本の山地に自生し、観賞用にも栽培。アワモリソウ。 ⇒あわ‐もり【泡盛】 あわもり‐だい泡盛鯛‥ダヒ 泡立たせた卵白を小鯛の身にのせて蒸した料理。淡雪鯛。 ⇒あわ‐もり【泡盛】 あわ‐やアハヤ [一]〔感〕 危急の時に驚いて発する声。あれまあ。大鏡道長「―宣旨くだりぬとこそ申させ給ひけれ」 [二]〔副〕 すんでのところ。あやうく。すわや。「―車にひかれるところだった」 あわ‐やき粟焼アハ‥ ①道明寺糒どうみょうじほしいに鬱金粉うこんこを加えたものをこね、蒸して拡げ、小豆餡あずきあんを包んで小判形にして焼いた菓子。 ②あわおこし。 あわ‐ゆき泡雪・沫雪】 ①泡のように溶けやすい雪。万葉集8「―かはだれに降ると見るまでに」 ②ナシの一品種。果実は黄褐色滑沢。水気が多く、甘くて佳香がある。 ③泡雪羹の略。 ④泡雪豆腐の略。 ⇒あわゆき‐かん【泡雪羹】 ⇒あわゆき‐そば【泡雪蕎麦】 ⇒あわゆき‐たまご【泡雪卵】 ⇒あわゆき‐どうふ【泡雪豆腐】 ⇒あわゆき‐むし【泡雪蒸し】 あわ‐ゆき淡雪アハ‥ ①(春に降る)やわらかで消えやすい雪。〈[季]春〉。古今和歌集「―のたまればかてに砕けつつ」 ②(→)泡雪羹あわゆきかんに同じ。 あわゆき‐かん泡雪羹】 泡立てた卵白に砂糖と香料を加え、寒天で固めた菓子。淡雪あわゆき。 泡雪羹 撮影:関戸 勇 ⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】 あわゆき‐そば泡雪蕎麦】 煮立てた蕎麦つゆに泡立てた卵白を入れ、熱くした蕎麦に注ぎかけた料理。 ⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】 あわゆき‐たまご泡雪卵】 煮立てた清まし汁の中へ泡立てた卵白を落としたもの。 ⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】 あわゆき‐どうふ泡雪豆腐】 ①泡雪のように軽くて柔らかい特製の豆腐。淡雪豆腐。→絹漉し豆腐→笹の雪。 ②鹹目からめに煮た豆腐の上に摺薯すりいもをかけた料理。また、1の豆腐に葛餡をかけた料理。 ⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】 あわゆき‐むし泡雪蒸し】 蒸し物の一種。泡立てた卵白を鯛などの材料にのせて蒸す。白くてふわふわしたその外見と雪のように溶ける口当りに因んでいう。淡雪蒸し。 ⇒あわ‐ゆき【泡雪・沫雪】 あわ‐よく‐ばアハ‥ うまくゆけば。間がよければ。「―ひとあわふかせよう」 あわ‐よ・しアハ‥ 〔形ク〕 (「あわい(間)よし」の意)都合がよい。間がよい。幸若舞曲、笈さがし「此辺にも―・き売具足や候」 あわら (長野県・飛騨で)湧泉のある草付き地。湿地。 あわらアハラ 福井県最北端の市。芦原温泉を中心とする観光と農業を基幹とする。人口3万1千。 あわら‐おんせん芦原温泉アハラヲン‥ 福井県あわら市にある温泉。泉質は塩化物泉。東尋坊への観光基地。 あわれ哀れアハレ [一]〔感〕 ①ものに感動して発する声。嘆賞・親愛・同情・悲哀などのしみじみとした感動を表す。ああ。武烈紀「泣きそほち行くも影媛―」 ②(願望・命令を表す語と共に用いて)ああなんとかして。ぜひとも。謡曲、三井寺「―、来り候へかし。語らばやと思ひ候」 ③掛け声として用いる。催馬楽、我が駒「いで我が駒早く行きこせ待乳山―待乳山はれ」 [二]〔名〕 ➊「なり」「に」「と」などに連なり、主として平安時代以後、深くしみじみと心をひかれる感じ、またそのような感じをおこさせる状態を表す。はじめは賛嘆・愛着など種々の感情に対して用いたが、後には次第に悲哀・憐憫を表すことが多くなった。その場合には「憐」「憫」などとも書く。 ①尊いさま。ありがたいさま。枕草子208「霊山は釈迦仏の御すみかなるが―なるなり」 ②立派であるさま。なみなみでないさま。枕草子268「手もよう書き、歌も―に詠みて」 ③心に愛着を感ずるさま。いとしく思うさま。源氏物語空蝉「この人の何心なく若やかなるけはひも、―なれば」。源氏物語帚木「下臈に侍りし時、―と思ふ人侍りき」 ④しみじみとした趣あるさま。情趣深いさま。枕草子253「月は有明の東の山ぎはに細くて出づるほど、いと―なり」。後鳥羽院御口伝「釈阿はやさしく艶に、心も深く、―なるところもありき」 ⑤しめやかであるさま。感傷を誘われるさま。蜻蛉日記「時はいと―なるほどなり」 ⑥気の毒なさま。かわいそう。源氏物語桐壺「命婦は、まだ大殿ごもらせ給はざりけるを―に見奉る」 ⑦悲しいさま。はかないさま。さびしいさま。源氏物語桐壺「かかる別れの悲しからぬはなきわざなるを、まして―にいふかひなし」 ⑧みじめなさま。みすぼらしいさま。「―な身の上」「―な姿を人目にさらす」 ➋感動詞「あはれ」の名詞として用いられたもの。 ①感慨。感動。源氏物語帚木「心深しやなどほめたてられて―進みぬれば、やがて尼になりぬかし」 ②愛情。恋心。同情。源氏物語帚木「―知るばかりなさけなさけしく」。日葡辞書「アワレヲモヨヲス」 ③人情。浮世の情。また、慈悲の心。徒然草「子ゆゑにこそよろづの―は思ひ知らるれ」。孝養集「如来の―の余りには」 ④情趣。ふぜい。おもしろみ。源氏物語帚木「物の―知りすぐし、はかなきついでの情あり」 ⑤悲哀。哀愁。建礼門院右京大夫集「さすが心あるかぎり、この―をいひ思はぬ人はなけれど」 ⇒哀れを止める あわれ‐が・る哀れがるアハレ‥ 〔他五〕 ①感嘆する。興を感ずる。土佐日記「この歌をこれかれ―・れども」 ②悲しく思う。竹取物語「ひろげて御覧じていといたく―・らせ給ひて」 ③同情する。かわいそうに思う。大和物語「男も本の妻もいといたう―・り泣きけり」 あわれ・し哀れしアハレシ 〔形シク〕 あわれである。後三年記「年の寄るといふ事は―・しくも侍るかな」 あわれっ‐ぽ・い哀れっぽいアハレツ‥ 〔形〕 あわれを感じさせるようなさまである。「―・い声を出す」 あわれび憐れびアハレビ (→)「あわれみ」に同じ。山家集「―の深き誓ひに頼もしき清き流れの底汲まれつつ」 あわれ・ぶ哀れぶ・憐れぶアハレブ 〔他四・上二〕 (→)「あわれむ」に同じ。古今和歌集「霞を―・び、露をかなしぶ」。今昔物語集11「鳥を―・びて、たちまちに社を造り、その鳥に給ふ」 あわれみ哀れみ・憐れみ・憫れみアハレミ あわれむこと。あわれび。「―を受ける」 あわれ・む哀れむ・憐れむアハレム 〔他五〕 ①《哀》賞美する。愛する。源氏物語若菜下「女は春を―・む」 ②ふびんに思う。同情する。気の毒に思う。今昔物語集1「これを―・みて抱き取りて箭を抜きて」。「狭い了見を―・みさげすむ」「難民の境遇を―・む」 ③慈悲の心をかける。めぐむ。今昔物語集1「衆生を―・み給はむが為に、はやく閻浮提に下り給へ」

あわび‐のし【鮑熨斗】アハビ‥🔗🔉

あわび‐のし鮑熨斗アハビ‥ (→)「のしあわび」に同じ。 ⇒あわび【鮑・鰒】

あわび‐むすび【鮑結び】アハビ‥🔗🔉

あわび‐むすび鮑結びアハビ‥ ①紐の結び方。中央に一つ、左右に二つのわなを並べて結ぶ。飾り結びとして水引などに広く用いる。淡路結び。 鮑結び ②女の髪の結い方。1の形にしたもの。 ⇒あわび【鮑・鰒】

ほう‐ぎょ【鮑魚】ハウ‥🔗🔉

ほう‐ぎょ鮑魚ハウ‥ 塩漬にした魚。また、その悪臭を放つもの。今昔物語集10「忽ちに―と云ふ魚を多く召し集めて」 ⇒鮑魚の肆

○鮑魚の肆ほうぎょのいちぐら🔗🔉

○鮑魚の肆ほうぎょのいちぐら [孔子家語六本「不善人と居るは、鮑魚の肆に入るが如し」]不善の人や小人の集まりを、塩漬の臭い魚を売る店にたとえていう。典拠の句は、鮑魚の肆に入った直後は臭いと思ってもすぐに感じなくなるところから、不善人と居ると悪い影響を受けることをたとえたもの。根無草後編「―臭きことを覚えず、蓼たでの虫葵あおいにうつらず」 ⇒ほう‐ぎょ【鮑魚】 ぼうぎょ‐りつ防御率バウ‥ 野球で、投手の自責点の1試合当りの平均。自責点合計に9を掛け、投球回数で割ったもの。 ⇒ぼう‐ぎょ【防御・防禦】 ほうき‐りゅう伯耆流ハウ‥リウ 抜刀(居合)術の一派。慶長(1596〜1615)の頃、片山伯耆守久安が創始したものと伝える。片山流。 ⇒ほうき【伯耆】 ぼう‐きれ棒切れバウ‥ 棒のきれはし。 ほう‐きん方金ハウ‥ 方形の金貨。すなわち一分金・二分金・一朱金・二朱金などをいう。 ほう‐きん邦禁ハウ‥ 国法で禁ずること。また、その法令。 ほう‐きん法禁ハフ‥ 法律で禁止すること。法度はっとほう‐きん砲金ハウ‥ 青銅の一種。普通成分は銅90パーセント、錫10パーセント位で、鋳造容易、摩耗・腐食に耐え、靱性に富むが、引張り強さは弱い。軸受や腐食を嫌う機械部品に用いる。もと、大砲に用いた。ガンメタル。 ほう‐ぎん芳吟ハウ‥ 他人の詩歌または吟唱の尊敬語。 ほう‐ぎん邦銀ハウ‥ 日本に本店をおく銀行。海外にある日本系の銀行。 ほう‐ぎん放吟ハウ‥ あたりかまわず詩歌を吟唱すること。「高歌―」 ぼう‐きん傍近バウ‥ 近い所。近所。近傍。 ぼう‐ぎん棒銀バウ‥ 将棋の一戦法。銀を居飛車いびしゃの先から棒の如く直進させ、相手の角頭に迫る指し方。 ほうきん‐に法均尼ホフ‥ 和気広虫わけのひろむしの法名。 ほう‐く法句ホフ‥ 仏教経文の文句。 ほう‐く法鼓ホフ‥ 〔仏〕 ⇒ほっく ⇒法鼓を鳴らす ほう・く惚く・耄く】 〔自下二〕 ⇒ほうける(下一) ほう‐ぐ反故(→)「ほご」に同じ。ほぐ。建礼門院右京大夫集「ほかへまかるに、―どもとりしたたむるに」 ほう‐ぐ法具ホフ‥ 仏事に用いる器具。仏具。 ぼう‐ぐ防具バウ‥ 剣道やフェンシングなどで、面・胴・腕などをおおって、相手の攻撃を防ぐ道具。 ぼう‐ぐい棒杙バウグヒ ぼうきれのくい。まるい木材のくい。「―を打ち込む」 ほう‐くう法空ホフ‥ 〔仏〕 ⇒ほっくう ぼう‐くう防空バウ‥ 空襲に対する防御。 ⇒ぼうくう‐えんしゅう【防空演習】 ⇒ぼうくう‐ごう【防空壕】 ⇒ぼうくう‐しきべつ‐けん【防空識別圏】 ⇒ぼうくう‐ずきん【防空頭巾】 ぼうくう‐えんしゅう防空演習バウ‥シフ 空襲による被害を防ぐための実地訓練。 ⇒ぼう‐くう【防空】 ぼうくう‐ごう防空壕バウ‥ガウ 空襲の際に待避するため、地を掘って作った穴や構築物。 ⇒ぼう‐くう【防空】 ぼうくう‐しきべつ‐けん防空識別圏バウ‥ 進入する航空機の国籍識別・位置確認・飛行指示などを行う空域。領空の外側400〜500キロメートル圏。ADIZと略称。 ⇒ぼう‐くう【防空】 ぼうくう‐ずきん防空頭巾バウ‥ヅ‥ 戦時中、空襲の際に頭部から肩を守るために、鉄兜を使用しない婦女子がかぶった綿入れの頭巾。 ⇒ぼう‐くう【防空】 ほう‐ぐみ方組ハウ‥ 薬の調合法。処方。また、処方箋。西鶴諸国ばなし「西大寺の豊心丹の―を細字にて書きつけ」 ぼう‐ぐみ棒組バウ‥ ①駕籠舁かごかきの相棒あいぼう。東海道中膝栗毛4「ままよ、―まけてやらあず」 ②転じて一般に、相棒。なかま。浮世風呂3「おはねさんか、―お揃ひだね」 ③(印刷用語)組版で、字詰と行間とだけは指定通りに組むが、その他は出来上がりの体裁にとらわれずに仮組すること。また、その組版。→本組 ぼう‐グラフ棒グラフバウ‥ 数量を棒状の線分の長さで表したグラフ。 ほう‐ぐるい法狂ハフグルヒ めちゃくちゃなこと。乱暴。

ほう‐しゅくが【鮑叔牙】ハウ‥🔗🔉

ほう‐しゅくが鮑叔牙ハウ‥ 春秋時代の斉の賢臣。襄公の弟小白の大夫としてこれを補佐し、後に小白が斉公(桓公)となったとき、その知己管仲を宰相に推した。「管鮑の交わり」を以て名高い。

ほう‐しょう【鮑照】ハウセウ🔗🔉

ほう‐しょう鮑照ハウセウ 六朝時代の宋の詩人。字は明遠。臨川王劉義慶に仕え活躍。特に楽府がふ体の詩にすぐれ、元嘉三大家として謝霊運・顔延之と併称。(412?〜466)

[漢]鮑🔗🔉

 字形 〔魚部5画/16画/8226・723A〕 〔音〕ホウ〈ハウ〉(漢) 〔訓〕あわび [意味] ①塩漬けの魚。「鮑魚」 ②巻き貝の名。あわび。

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