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きく‐じん【麹塵】‥ヂン🔗⭐🔉
きく‐じん【麹塵】‥ヂン
(こうじの花に似ているのでいう)
①袍ほうの色の名。淡い黄緑色。古くは染色であるが、近世は織色で経たては青、緯ぬきは黄とする。天皇の袍の色で禁色きんじきの一つ。蔵人は下賜によって用いることが許された。また内宴の文人や殿上の賭弓のりゆみの射手は、文様を異にするが麹塵の闕腋けってきの袍をつけた。やまばといろ。あおいろ。きくちん。きちん。きじん。あおしらつるばみ。
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②「麹塵の袍」の略。
⇒きくじん‐の‐ほう【麹塵の袍】
きくじん‐の‐ほう【麹塵の袍】‥ヂン‥ハウ🔗⭐🔉
きくじん‐の‐ほう【麹塵の袍】‥ヂン‥ハウ
天皇が略儀に着る束帯の袍。麹塵色で、桐・竹・鳳凰などの文様がある。親王、公卿も許されて着用した雑袍の一種。
⇒きく‐じん【麹塵】
き‐じん【麹塵】‥ヂン🔗⭐🔉
き‐じん【麹塵】‥ヂン
「きくじん」の略。梁塵秘抄「婿の冠者の君、何色の何摺りか好このう給たう、着まほしき。―山吹止め摺りに」
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