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○鼻に付くはなにつく🔗🔉

○鼻に付くはなにつく ①いやな臭いがする。「安物の香水が―」 ②飽きて嫌になる。また、嫌みに感じられる。「自信たっぷりな様子が―」 ⇒はな【鼻】 はな‐にら花韮】 ヒガンバナ科の多年草。南米原産。葉は緑色扁平で幅狭く、ニラに似た匂いがある。花は星形で経2〜3センチメートルの白色6弁、紫色の脈が目立つ。園芸上は属名のブロディアで呼ばれ、秋植の球根類として栽培。しばしば野生化する。ベツレヘムの星。 はなにら ハナニラ 提供:OPO はな‐ぬすびと花盗人】 花を盗む人。はなどろぼう。 はなぬすびと花盗人】 狂言。ある男が桜の枝を盗みに入り捕らわれるが、和歌を作って許され、酒をふるまわれる。 はな‐ぬり花塗】 上塗漆を塗り放しとした塗物の仕上げ技法。 はな‐ねがけ花根掛】 つまみ細工・モール細工などで飾り、島田・桃割れなどに用いる根掛。 はな‐ねじ鼻捻じ‥ネヂ 鼻をしばって馬を制御する具。長さ約50センチメートルの棒の先に、輪になった縄をつけたもの。はなひねり。 はな‐の花野】 花の咲いている秋の野辺。〈[季]秋〉。万葉集10「秋萩の―のすすき穂には出でず」 はな‐の‐あに花の兄】 (四季の花の中で他の花にさきがけて咲くからいう)梅の雅称。梅暦「時をえがほや―」 はな‐の‐あめ花の雨】 桜の花に降る雨。また、桜の咲くころに降る雨。〈[季]春〉 はな‐の‐いろ花の色】 ①花の色あい。古今和歌集「―はうつりにけりな」 ②花染の色。拾遺和歌集「―に染めし袂の惜しければ」 はなのうえのほまれのいしぶみ花上野誉の石碑‥ウヘ‥ 浄瑠璃。司馬芝叟しばしそうほか合作の時代物。1788年(天明8)初演。4段目「志度寺しどうじ」が有名。後に歌舞伎化。 はな‐の‐うきはし花の浮橋】 花が水に散り敷いたのを橋に見立てていう語。 はな‐の‐うてな花の台】 ①萼がくの異称。 ②(→)「はすのうてな(蓮の台)」に同じ。謡曲、忠度「ただ法の声聞きて、―に座し給へ」 はな‐の‐えん花の宴】 ①桜・梅・秋草・菊・萩などの花(特に桜)を観ながら催すさかもり。花見の宴。〈[季]春〉。宇津保物語吹上下「かくて八月中の十日のほどにみかど―し給ふ」 ②源氏物語の巻名。 ③源氏香の名。 はな‐の‐おう花の王‥ワウ 牡丹ぼたんの雅称。 はな‐の‐おとと花の弟】 (四季の花の中で最後に咲くからいう)菊の雅称。御室五十首「ももくさの―となりぬればやへやへにのみ見ゆる白菊」 はな‐の‐が花の賀】 春の花の頃に行う賀の祝い。伊勢物語「春宮の女御の御かたの―」 はな‐の‐かい花の会‥クワイ ①花を賞しながら催す茶の会。 ②生花いけばなの会。 はな‐の‐かお花の顔‥カホ ①花のように美しい顔。源氏物語若紫「まだ見ぬ―を見るかな」 ②花の姿。閑院左大将朝光卿集「日たくれば消えやしぬらんうたかたの―をも今朝は見るかな」 はな‐の‐かおばせ花の顔ばせ‥カホバセ 花のように美しい顔。はなのかんばせ。 はな‐の‐かがみ花の鏡】 池水などに花の影のうつるのを鏡に見立てていう語。古今和歌集「年をへて―となる水は」 はなのかがみ花鏡⇒かきょう はな‐の‐かげ花の陰】 花の咲いている木の下かげ。〈[季]春〉。古今和歌集「薪負へる山人の―に休めるが如し」 はな‐の‐かんばせ花の顔(→)「はなのかおばせ」に同じ。 はな‐の‐き花の木】 ①花の咲く木。竹取物語「世の中になき―ども立てり」 ②カエデ科の落葉高木。中部日本に稀に産する。幹の高さ約20メートル。葉は浅く3裂。雌雄異株。春、葉に先だって濃紅色の小花を総状花序に密生、木全体が紅く見える。翼果は紅紫色、紅葉も美麗。樹皮または葉を煎じて洗眼に用いる。はなかえで。 ③シキミの異称。〈物類称呼〉 はな‐の‐くも花の雲】 咲きつらなっている桜の花を雲にたとえていう語。〈[季]春〉。風雅和歌集「花の雲まに有明の月」 はな‐の‐くんし花の君子】 泥の汚れに染まないハスの花を君子にたとえていう語。君子花。→君子4 はな‐の‐こころ花の心】 ①花に心があるものとしていう語。後撰和歌集「―や何いそぐらむ」 ②花の風情。枕草子23「春の歌―」 ③あだしごころ。うわき。 はなのこし‐づき花残月】 陰暦4月の異称。はなのこりづき。 はな‐の‐ごしょ花の御所】 足利義満の邸、室町殿の別称。庭園に多くの花を植えたからいう。 はなのこり‐づき花残月(→)「はなのこしづき」に同じ。 はな‐の‐ころも花の衣】 ①はなやかな衣。古今和歌集哀傷「皆人は―になりぬなり」 ②花染の衣。拾遺和歌集愚草「―のまづかへるらん」 ③梅の花を鶯の衣に見立てていう語。拾遺和歌集物名「鶯の―もほころびにけり」 はな‐の‐さ鼻の差】 競馬で、ゴールでの先後が鼻先だけの僅差の勝負。転じて、きわめてわずかの差。「―で逃げ切る」 はな‐の‐ざ花の座(→)「花の定座じょうざに同じ。 はな‐の‐さいしょう花の宰相‥シヤウ 芍薬しゃくやくの雅称。 はな‐の‐さかずき花の杯・花の盃‥サカヅキ ①花見の宴の酒杯。 ②盃の美称。 はな‐の‐さき鼻の先・鼻の端】 ①鼻の先端。「ふふんと―で笑う」 ②目の前。目前のこと。申楽談儀「なほ―を守り」 ③(→)「鼻の先智恵」に同じ。 ⇒はなのさき‐ぢえ【鼻の先智恵】 はな‐の‐さきがけ花の魁】 他の花に先がけて咲く花。特に、梅の花。 はなのさき‐ぢえ鼻の先智恵‥ヱ 目の前のことにとらわれた浅はかな考え。思慮に乏しい軽率な考え。好色一代女4「惣じて母の親、―にて」 ⇒はな‐の‐さき【鼻の先・鼻の端】 はな‐の‐しずく花の雫‥シヅク 花から滴り落ちる露。宇津保物語梅花笠「―にぬれたるに」 はな‐の‐した鼻の下】 ①鼻と口との間。 ②口。また、食べて行くこと。生計。 ⇒鼻の下が長い ⇒鼻の下が干上がる ⇒鼻の下の建立 ⇒鼻の下を伸ばす

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