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ウェーラー【Friedrich Wöhler】🔗🔉

ウェーラーFriedrich Wöhler】 ドイツの化学者。ゲッティンゲン大学教授。水溶液中でシアン酸アンモニウムを熱すると尿素に変化することを発見、生体外でも有機化合物を合成できることを示した。(1800〜1882)

エーベルト【Friedrich Ebert】🔗🔉

エーベルトFriedrich Ebert】 ドイツの政治家。1913年ベーベルに代わって社会民主党党首、19年の革命で臨時政府指導者となり、旧勢力と妥協しつつ共産党勢力を弾圧。22年ワイマール共和国初代大統領。(1871〜1925)

エンゲルス【Friedrich Engels】🔗🔉

エンゲルスFriedrich Engels】 ドイツの思想家・革命家。マルクスとともにマルクス主義の創始者。ロンドンを拠点にマルクスと協力し、その死後も「資本論」2・3巻を刊行した。著「ドイツ‐イデオロギー」「共産党宣言」(以上マルクスと共著)、「反デューリング論」「空想から科学への社会主義の発展」、遺稿「自然弁証法」など。(1820〜1895)

オストワルト【Friedrich Wilhelm Ostwald】🔗🔉

オストワルトFriedrich Wilhelm Ostwald】 ドイツの化学者。あらゆる現象をエネルギー論的に説明し尽くそうとした。物理化学の建設者の一人。反応速度論・触媒などを研究。ノーベル賞。(1853〜1932) ⇒オストワルト‐ほう【オストワルト法】

グリム【Friedrich Melchior von Grimm】🔗🔉

グリムFriedrich Melchior von Grimm】 ドイツの作家・批評家。男爵。パリで百科全書家と交友。「文芸通信」の創刊者。(1723〜1807)

クリンガー【Friedrich Maximilian von Klinger】🔗🔉

クリンガーFriedrich Maximilian von Klinger「シュトゥルム‐ウント‐ドラング」参照。

クロプシュトック【Friedrich Gottlieb Klopstock】🔗🔉

クロプシュトックFriedrich Gottlieb Klopstock】 ドイツの詩人。啓蒙主義時代のドイツ抒情詩の革新者。叙事詩「救世主」のほか、多くの頌詩がある。(1724〜1803)

グンドルフ【Friedrich Gundolf】🔗🔉

グンドルフFriedrich Gundolf】 ドイツの文学史家。哲学的文芸学の代表者。著「シェークスピアとドイツ精神」「ゲーテ」「ゲオルゲ」など。(1880〜1931)

ケーニッヒ【Friedrich König】🔗🔉

ケーニッヒFriedrich König】 ドイツの印刷技術者。1811年、蒸気機関を動力とする輪転式印刷機を発明。印刷技術に大きな革新をもたらした。(1774〜1833)

サヴィニー【Friedrich Karl von Savigny】🔗🔉

サヴィニーFriedrich Karl von Savigny】 ドイツの法学者。歴史法学の樹立者。ローマ法の史的研究で業績を挙げた。著「現代ローマ法体系」など。(1779〜1861)

シェリング【Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling】🔗🔉

シェリングFriedrich Wilhelm Joseph von Schelling】 ドイツの哲学者。ドイツ観念論およびロマン派の代表者。自然をも自己形成の主体と捉え、自然と精神が絶対的に同一であるとする同一哲学を主張。この同一性は芸術的・知的直観によって把握されるとした。後には悪や神を含めた現実存在そのものの根拠を歴史的・神話論的展望のもとで問う積極哲学に向かった。著「自然哲学の理念」「超越論的観念論の体系」「人間的自由の本質」「啓示の哲学」など。(1775〜1854)

シュライエルマッハー【Friedrich E. Daniel Schleiermacher】🔗🔉

シュライエルマッハーFriedrich E. Daniel Schleiermacher】 ドイツの神学者・哲学者。合理主義から神学を解放し、近代プロテスタント神学の祖と見なされる。宗教の本質は無限者への絶対依存の感情にあると説く。また独自の倫理学・弁証論・教育思想を展開。著「宗教論」「独白録」「弁証法」「倫理学」など。(1768〜1834)

シュレーゲル【Friedrich von Schlegel】🔗🔉

シュレーゲルFriedrich von Schlegel】 ドイツの評論家・言語学者。A.W.v.シュレーゲルの弟。兄やノヴァーリスらと「アテネーウム」誌を刊行。のち「インド人の言語と英知」で比較言語学を開拓。小説「ルチンデ」。(1772〜1829)

シラー【Friedrich von Schiller】🔗🔉

シラーFriedrich von Schiller】 ドイツの作家・劇作家。疾風怒濤期の戯曲「群盗」「たくらみと恋」などから出発し、のち古典主義に転じ、「ドン=カルロス」「ワレンシュタイン」「オルレアンの少女」「ウィルヘルム=テル」などの歴史劇を書く。ほかに歴史書「オランダ独立史」「三十年戦争史」、論文「人間の美的教育に関する書簡」「素朴文学と感傷文学」、詩「歓喜に寄す」など。(1759〜1805)

ダンネマン【Friedrich Dannemann】🔗🔉

ダンネマンFriedrich Dannemann】 ドイツの科学史家・科学教育者。ボン大学教授。「発展と関連から見た自然科学」全4巻(邦訳「大自然科学史」)を著す。(1859〜1936)

デュレンマット【Friedrich Dürrenmatt】🔗🔉

デュレンマットFriedrich Dürrenmatt】 スイスのドイツ系劇作家。諷刺のきいた喜劇で成功。戯曲「貴婦人故郷に帰る」「物理学者」など。(1921〜1990)

ニーチェ【Friedrich Wilhelm Nietzsche】🔗🔉

ニーチェFriedrich Wilhelm Nietzsche】 ドイツの哲学者。キリスト教倫理思想を弱者の奴隷道徳とし、強者の主人道徳を説き、この道徳の人を「超人」と称し、これを生の根源にある力への意志の権化と見た。またプラトン的形而上学を幻の背後世界を語るものとして否定し、神の死を宣告してニヒリズムの到来を告げた。その影響は実存主義やポスト構造主義にも及ぶ。著「悲劇の誕生」「ツァラトゥストラはかく語りき」「善悪の彼岸」など。(1844〜1900)→永遠回帰→君主道徳

ノヴァーリス【Novalis】🔗🔉

ノヴァーリスNovalis】 (本名Friedrich von Hardenberg)ドイツの詩人・作家。前期ロマン派の代表的小説「ハインリヒ=フォン=オフターディンゲン(青い花)」のほか、抒情詩文集「夜の讃歌」など。(1772〜1801)→青い花

ハイエク【Friedrich August von Hayek】🔗🔉

ハイエクFriedrich August von Hayek】 オーストリアの経済学者・社会哲学者。貨幣・信用を重視した景気循環論を展開。また、自由な市場経済の優位性を主張。主著「資本の純粋理論」「隷従への道」。ノーベル賞。(1899〜1992) ハイエク 提供:Maxppp/APL

ヒルト【Friedrich Hirth】🔗🔉

ヒルトFriedrich Hirth】 ドイツの中国学者。1870〜97年税関員として清に滞在。東西文化交渉・中国美術を中心に広範な研究を発表。著「中国古代史」「中国美術に及ぼせる外国の影響」など。(1845〜1927)

フリードリヒ【Friedrich】🔗🔉

フリードリヒFriedrich】 (ドイツ語の男子名)(3世)ザクセン選帝侯(在位1486〜1525)。学問に関心をもち、大学を創設。ウォルムス帝国議会でのルターの処罰後ワルトブルク城にかくまう。(1463〜1525) ⇒フリードリヒ‐ウィルヘルム【F. Wilhelm】 ⇒フリードリヒ‐だいおう【フリードリヒ大王】

フレーベル【Friedrich Wilhelm August Fröbel】🔗🔉

フレーベルFriedrich Wilhelm August Fröbel】 ドイツの教育家。ルソーやペスタロッチの考えを継承。1840年世界最初の幼稚園を創設。幼児の認識思考開発の教材として恩物を考案。著「人間の教育」。(1782〜1852)

ベッセル【Friedrich Wilhelm Bessel】🔗🔉

ベッセルFriedrich Wilhelm Bessel】 ドイツの天文学者。ケーニヒスベルク天文台初代台長。白鳥座61番星の年周視差を測定。惑星運動の研究はベッセル関数を導いた。測地学にも業績をあげ、ベッセルの楕円体は日本の地図のもとになっている。(1784〜1846)

ベルギウス【Friedrich Karl Rudolf Bergius】🔗🔉

ベルギウスFriedrich Karl Rudolf Bergius】 ドイツの工業化学者。石炭の微粉末に水素を添加して液体燃料にする石炭液化法を完成。またセルロースを加水分解して糖をつくる方法を開発。ノーベル賞。(1884〜1949)

ヘルダーリン【Friedrich Hölderlin】🔗🔉

ヘルダーリンFriedrich Hölderlin】 ドイツの詩人。古代ギリシアにあこがれ、汎神論的な格調の高い頌詩などを作った。30歳代で精神に異常を来す。書簡体小説「ヒュペーリオン」など。(1770〜1843)

ミュラー【Friedrich Max Müller】🔗🔉

ミュラーFriedrich Max Müller】 イギリスの比較言語学者・宗教学者。W.ミュラーの子。ドイツ生れ。オックスフォード大学教授。思想と言語との関係を論じ、サンスクリット語学者として「リグ‐ヴェーダ全集」「東方聖典書」などを公にし、大乗仏教にも造詣が深かった。(1823〜1900)

ムルナウ【Friedrich Wilhelm Murnau】🔗🔉

ムルナウFriedrich Wilhelm Murnau】 ドイツの映画監督。表現主義映画の代表者の一人。作「最後の人」「サンライズ」など。(1888〜1931)

ヤコービ【Friedrich Heinrich Jacobi】🔗🔉

ヤコービFriedrich Heinrich Jacobi】 ドイツ啓蒙期の哲学者。理知よりも感情・信仰を重んじ、直接知で神をとらえ得ると説き、カントに反対した。(1743〜1819)

リスト【Friedrich List】🔗🔉

リストFriedrich List】 ドイツの経済学者。歴史学派の先駆。経済発展段階説を展開し、国民主義の立場から保護貿易政策を主張。主著「経済学の国民的体系」。(1789〜1846)

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