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きょう‐こう【恐慌】‥クワウ🔗🔉

きょう‐こう恐慌‥クワウ ①恐れてあわてること。「―を来す」 ②〔経〕(panic)景気の循環過程の一局面。過剰生産により価格の暴落、失業の増大、破産、銀行とりつけなどが起きる現象。金融恐慌・農業恐慌などがある。パニック。

パーニニ【Pāṇini・波儞尼】🔗🔉

パーニニPāṇini・波儞尼】 紀元前4世紀頃のインドの文法学者。サンスクリット語の文法を研究整頓し、8編から成る世界最古の文典を作成。正確な雅語としてのサンスクリット語の基礎となった。

パーンディア‐ちょう【パーンディア朝】‥テウ🔗🔉

パーンディア‐ちょうパーンディア朝‥テウ (Pāṇḍya)南インドの王朝。主都マドライ。紀元前から14世紀まで存続。

パナマ【Panama・巴奈馬】🔗🔉

パナマPanama・巴奈馬】 ①中米南東端の共和国。アメリカの画策により、1903年コロンビアより独立。住民の多くはメスティーソで、言語はスペイン語。面積7万5000平方キロメートル。人口263万(1995)。同名の首都は1519年建設、パナマ運河開通後に発展、太平洋に臨む。人口45万2千(1995)。→中央アメリカ(図)。 ②パナマ草の略。 ③パナマ帽の略。 ⇒パナマ‐うんが【パナマ運河】 ⇒パナマ‐そう【パナマ草】 ⇒パナマ‐ちきょう【パナマ地峡】 ⇒パナマ‐ぼう【パナマ帽】

パナマックス【Panamax】🔗🔉

パナマックスPanamax】 (Panamaとmaximumの合成語)パナマ運河を通過できる最大限の大きさの船舶のこと。幅は32.2メートル、長さは294メートル。

パニーニ【panini イタリア】🔗🔉

パニーニpanini イタリア】 小型パンに様々な具を挟んだイタリアのサンドイッチ。表面に焼き目をつけることもある。

パニエ【panier フランス】🔗🔉

パニエpanier フランス】 (鳥籠とりかごの意)スカートをふくらませるために用いる腰枠入りのアンダー‐スカート。

パニック【panic】🔗🔉

パニックpanic】 ①恐慌。 ②(火事や地震などに遭った時に起こる)群衆の混乱。個人の混乱状態にもいう。「―に陥る」 ⇒パニック‐しょうがい【パニック障害】

パネトーネ【panettone イタリア】🔗🔉

パネトーネpanettone イタリア】 ミラノの銘菓。レーズンや砂糖漬けの果物の入ったドーム形のパン。クリスマスに食べる。

パネラー🔗🔉

パネラー (和製語paneler) ①(→)パネリストに同じ。 ②クイズ番組の解答者。

パネリスト【panelist】🔗🔉

パネリストpanelist】 パネル‐ディスカッションの討論者。パネラー。

パネル【panel】🔗🔉

パネルpanel】 ①鏡板。羽目板。 ②カンバスの代りに用いる画板。また、それに描いた絵。 ③引き伸ばした写真やポスターを貼る台板。また、その貼ったもの。 ④配電盤の基板。列盤。 ⑤婦人服で、スカートなどの脇・前後などに重ねて垂らしたり、縦にはめ込んだりする別布。 ⑥陪審員。陪審員名簿。 ⇒パネル‐ちょうさ【パネル調査】 ⇒パネル‐ディスカッション【panel discussion】 ⇒パネル‐ディスプレー【panel display】 ⇒パネル‐ヒーティング【panel heating】

パネル‐ちょうさ【パネル調査】‥テウ‥🔗🔉

パネル‐ちょうさパネル調査‥テウ‥ (panel technique)調査対象を固定し、時間の間隔を置いて同一質問による調査を繰り返して、その間の意見の変化をみる方法。世論の形成・変動過程の研究に使われる。 ⇒パネル【panel】

パネル‐ディスカッション【panel discussion】🔗🔉

パネル‐ディスカッションpanel discussion】 ある問題について、数人の対立意見の代表者が、聴衆の前で論議をかわすかたちの討論会。→シンポジウム⇒パネル【panel】

パネル‐ヒーティング【panel heating】🔗🔉

パネル‐ヒーティングpanel heating】 床・壁・天井などに温水管または電熱線を埋めこみ、放射によって室内を温める暖房。 ⇒パネル【panel】 ○羽を交わすはねをかわす 夫婦の情愛がこまやかなことをいう。比翼。源氏物語夕顔「はねを交さむとは引きかへて弥勒みろくの世をかね給ふ」 ⇒は‐ね【羽根・羽・翅】 ○羽を交わせる鳥はねをかわせるとり (「比翼鳥」の訓読)情愛のこまやかな夫婦。大鏡師尹「生きての世死にての後の後の世も―となりなむ」 ⇒は‐ね【羽根・羽・翅】 ○羽を垂るはねをたる 平身低頭する。降伏したさまにいう。 ⇒は‐ね【羽根・羽・翅】 ○羽を並べるはねをならべる ①男女が比翼の契りを結ぶ。源氏物語桐壺「はねをならべ枝をかはさむと契らせ給ひしに」 ②臣下が相並んで主君を補佐する。源氏物語行幸「はねをならぶるやうにておほやけの御後見をもつかうまつる」 ⇒は‐ね【羽根・羽・翅】 ○羽を伸ばすはねをのばす 抑圧されていた状態から自由になって、自分の思うようにふるまう。 ⇒は‐ね【羽根・羽・翅】

パン【pan】🔗🔉

パンpan】 ①手なべ。平なべ。「フライ‐―」 ②撮影機を左右または上下にゆっくり振って撮影する方法。パノラマ撮影。 ③「すべての」の意。汎はん。「―‐アメリカニズム」

パン【Pan】(ギリシア神話)🔗🔉

パンPan】 ギリシア神話の牧畜の神。山羊の脚・角・髭をもつ醜男で、葦笛を吹き歌舞を好む。牧羊神。

はん‐アジア‐しゅぎ【汎アジア主義】🔗🔉

はん‐アジア‐しゅぎ汎アジア主義】 (Pan-Asianism)アジア諸民族が大同団結して植民地的または半植民地的状態を脱却しようとする国際政治上の立場。

パン‐アフリカニズム【Pan-Africanism】🔗🔉

パン‐アフリカニズムPan-Africanism】 アフリカの統一を推進するアフリカ諸国の思想と運動。汎アフリカ主義。

パン‐アメリカニズム【Pan-Americanism】🔗🔉

パン‐アメリカニズムPan-Americanism】 南北アメリカ大陸の諸国がその繁栄と平和のために互いに団結しようとする立場。汎米主義。→汎米会議

はん‐アラブ‐しゅぎ【汎アラブ主義】🔗🔉

はん‐アラブ‐しゅぎ汎アラブ主義】 (Pan-Arabism)アラブ民族の統一を目指す思想と運動。

はん‐イスラム‐しゅぎ【汎イスラム主義】🔗🔉

はん‐イスラム‐しゅぎ汎イスラム主義】 (Pan-Islamism)イスラム世界の統合を目指す思想と運動。19世紀後半に、ヨーロッパ列強の侵略に対してイスラム教徒の団結を唱えたことに始まる。

パン‐ギムン【潘基文】🔗🔉

パン‐ギムン潘基文】 (Pan Gi-mun)韓国の外交官・政治家。忠清北道生れ。国連大使・外交通商部長官(外務大臣に相当)等を歴任し、2007年第8代国連事務総長。(1944〜)

パンクレアチン【Pankreatin ドイツ】🔗🔉

パンクレアチンPankreatin ドイツ】 膵臓から分泌される酵素の総称。アミラーゼ・トリプシン・リパーゼなどを含む。消化剤として用いる。

パンゲア【Pangaea】🔗🔉

パンゲアPangaea】 約3億年前に、地球上に存在したと考えられる巨大な大陸。これが分裂・移動して現在の諸大陸になったとされる。ウェーゲナーの命名。北半分をローラシア、南半分をゴンドワナと呼ぶこともある。 パンゲア

パン‐ケーキ【pancake】🔗🔉

パン‐ケーキpancake】 ①小麦粉・卵・牛乳などを混ぜ合わせ、フライパンで円形に焼いた菓子。ホットケーキ。クレープ。 ②(Pan-Cake)固形おしろいの一種。形がパンケーキ1に似るところからの商品名。

はん‐ゲルマン‐しゅぎ【汎ゲルマン主義】🔗🔉

はん‐ゲルマン‐しゅぎ汎ゲルマン主義】 (Pan-Germanism)ドイツが盟主となり、ゲルマン民族が世界の覇権を握ろうとする主張。海外植民地の獲得やバルカン・中近東への勢力拡大をめざしたが、第一次大戦敗北の結果挫折。その主張の多くはナチスに継承された。汎ドイツ主義。

パン‐ジョンファン【方定煥】🔗🔉

パン‐ジョンファン方定煥】 (Pang Jŏng-hwan)朝鮮の童謡・童話作家。号は小波。児童文学団体セクトン会を組織。(1899〜1931)

パンダ【panda】🔗🔉

パンダpanda】 ジャイアント‐パンダとレッサー‐パンダの総称。普通、ジャイアント‐パンダを指す。 ジャイアントパンダ 提供:東京動物園協会 レッサーパンダ 提供:東京動物園協会

パンチェン‐ラマ【Paṇchen Bla-ma・班禅喇嘛】🔗🔉

パンチェン‐ラマPaṇchen Bla-ma・班禅喇嘛】 チベット仏教ゲルク派の副法王の称。シガツェ(日喀則)のタシルンポ(札什倫布)寺に住し、阿弥陀仏の化身とされる。ダライ‐ラマに次ぐチベットの政治・宗教の権威者。

パンチャ‐シラ【Panca-Sila】🔗🔉

パンチャ‐シラPanca-Sila】 インドネシア共和国の建国五原則。神への信仰・人道主義・インドネシアの統一・民主主義・社会正義の五つを指す。

パンチャタントラ【Pañcatantra 梵】🔗🔉

パンチャタントラPañcatantra 梵】 (「5編から成る教訓物語」の意)古代インドのサンスクリット説話集。寓話に託してバラモン僧が若い3王子に、友人、戦争と平和、所得、思慮のない行為について教えるという筋。→ヒトーパデーシャ ○番茶も出花ばんちゃもでばな 番茶も入れたてはおいしい意から、器量のよくない娘でも娘ざかりは美しいというたとえ。「鬼も十八―」 ⇒ばん‐ちゃ【番茶】

パンドラ【Pandōra】🔗🔉

パンドラPandōra】 (ギリシア語で神から「すべての賜物を与えられた女」の意)ギリシア神話に見える地上最初の女。天の火を盗んだプロメテウスを罰するためにゼウスがヘファイストスに造らせ、贈り物としてプロメテウスの弟エピメテウスに与えた。 ⇒パンドラ‐の‐はこ【パンドラの箱】

パンニング【panning】🔗🔉

パンニングpanning】 パン(浅い鍋)に入れた砂あるいは粉砕した鉱石片を水簸すいひして、比重の大きな鉱物などを取り出す作業。椀がけ。

パン‐フォーカス🔗🔉

パン‐フォーカス (和製語pan-focus)短焦点レンズや小さな絞りを用いて、近景から遠景までピントの合った画面を作る撮影技法。

はんべい‐かいぎ【汎米会議】‥クワイ‥🔗🔉

はんべい‐かいぎ汎米会議‥クワイ‥ (Pan-American Conference)アメリカ合衆国の提唱により両米大陸の諸国が構成する汎米同盟の総会。汎米主義を原理とし、1889年第1回会議をワシントンに開催。1948年第9回会議では米州機構が組織された。米州会議。 ⇒はん‐べい【汎米】

パンヤ【panha ポルトガル】🔗🔉

パンヤpanha ポルトガル】 ①パンヤノキの種子に生えている綿状の長軟毛。保温がよく、布団や枕の芯などに用いる。カポック。日本永代蔵4「―の括り枕」 ②キワタの種子の毛。1と同様に用いる。 ⇒パンヤ‐の‐き【パンヤの木】

ばんゆう‐ざいしんろん【万有在神論】‥イウ‥🔗🔉

ばんゆう‐ざいしんろん万有在神論‥イウ‥ (panentheism)汎神論の一つ。万有に神は宿るが、個物を越えてすべてを包括するという考え。万有内在神論。 ⇒ばん‐ゆう【万有】

はんり‐ろん【汎理論】🔗🔉

はんり‐ろん汎理論】 (Panlogismus ドイツ)理法(または論理・道理・理性・ロゴス)を真の実在と考え、世界・自然および歴史の一切をこれの実現とみなす哲学的立場。「現実的なものは理性的、理性的なものは現実的」と説くヘーゲル哲学はこの典型。汎論理主義。

ポリアクリロニトリル【polyacrylonitrile】🔗🔉

ポリアクリロニトリルpolyacrylonitrile】 アクリロニトリルを重合させて得られる熱可塑性樹脂。炭素繊維の原料とする。共重合体はABS樹脂・アクリル繊維として広く利用される。PAN

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