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エフ‐ワン【F1】🔗🔉

エフ‐ワンF1】 (Formula 1)国際自動車連盟が構造・重量・車輪・安定性などの細目を規定する競走用自動車の最上位級。

がいこく‐かわせ【外国為替】グワイ‥カハセ🔗🔉

がいこく‐かわせ外国為替グワイ‥カハセ ①正貨送付の手数・危険その他の不便をなくして、国際間の取引によって生ずる貸借を債権譲渡・支払委託によって決済する方法。国際為替。外為がいため。↔内国為替。 ②外国為替手形の略。 ⇒がい‐こく【外国】

がい‐さい【外債】グワイ‥🔗🔉

がい‐さい外債グワイ‥ (foreign bond)非居住者が、債券発行国の通貨建てで、その国の投資家を対象にして発行する債券。円建て外債など。→国際債

ぎ‐さん【蟻酸】🔗🔉

ぎ‐さん蟻酸】 (formic acid)(アリを蒸留して得たからいう)分子式HCOOH 最も簡単なカルボン酸。アリやハチの毒腺中、植物・細菌などの生体中にある。無色透明な液体。刺すような臭気がある。皮膚に触れると激痛を感じ水疱を生じる。蓚酸しゅうさん製造・染料工業・鞣革なめしがわ工業などに用いる。メタン酸。

ぐん‐けい【群系】🔗🔉

ぐん‐けい群系】 (formation)生態学で生物の群集、特に植物群落を分類する単位の一つ。気候や地形などが類似している所には、生活型の類似した生物から成る群集が見出されるので、植物の相観やおもな生物の種類を基準として群系を分類する。例えば中央アジアの草原の生物群集と北アメリカの草原の生物群集とは類似し、ともに温帯草原群系とされる。植物群系。

けい‐しき【形式・型式】🔗🔉

けい‐しき形式・型式】 (form)事物の内容に対し、外から認められるものとしての形。特に、個々の形に重点を置く場合と、通じて見られる型に重点を置く場合とがあり、また、内容と切り離していることを強調する場合がある。 ①うわべに現れた形。外見。外形。時として、実質を問わないという非難のニュアンスがある。「通り一遍の―だけで済ます」 ②事務などを進めるための、文書の体裁や執るべき手続。「この届の―は不備だ」「―を踏んで面会を求める」 ③芸術作品の美的効果を高めるように、作品の構成する諸部分を配合する仕方。 ④〔哲〕物事の材料・内容と切り離して、構造・型・枠組を抽象してえられるもの。材料・内容を整序し統一する働きをもつ。哲学上の概念としては形相けいそうと言われる。↔質料。 ⇒けいしきがくてき‐けんきゅうほう【型式学的研究法】 ⇒けいしき‐げんご【形式言語】 ⇒けいしき‐しゃかいがく【形式社会学】 ⇒けいしき‐しゅぎ【形式主義】 ⇒けいしき‐てき【形式的】 ⇒けいしきてき‐しんじつしゅぎ【形式的真実主義】 ⇒けいしき‐とうや【形式陶冶】 ⇒けいしき‐ば・る【形式張る】 ⇒けいしき‐はん【形式犯】 ⇒けいしき‐び【形式美】 ⇒けいしき‐ほう【形式法】 ⇒けいしき‐めいし【形式名詞】 ⇒けいしき‐ろん【形式論】 ⇒けいしき‐ろんりがく【形式論理学】

けいしき‐げんご【形式言語】🔗🔉

けいしき‐げんご形式言語】 (formal language)人工語のうち、構造・文字などの形式を重視して扱う言語。論理学などに基礎をおき、多く生成文法やオートマトンによって定義される。文法は規則的で簡潔。表現の融通性に欠けるが、機械に理解させやすいため、プログラム言語をはじめ計算機科学のさまざまな面で活用。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

けいしき‐しゅぎ【形式主義】🔗🔉

けいしき‐しゅぎ形式主義】 (formalism) ①一般に事物の形式を重んずる結果、内容そのものを軽視または無視する態度。「―におちいる」 ②ヒルベルトが唱えた数学基礎論上の立場。数学理論を記号の体系(形式的体系)とみなして、そこに矛盾が生じないことを証明することによって、数学に基礎を与えようとした。 ③〔哲〕カントのように、認識や道徳法則の普遍妥当性を、理性のア‐プリオリな形式にのみ根拠づけようとする立場。シェーラーはこれを批判して実質的価値倫理学を主張。→定言命法。 ④芸術作品の価値を主として形式にあると考える立場。例えばハンスリック・フィードラー・ヒルデブラントなど。文学ではテキストの形式や構造そのものを問題とするロシア‐フォルマリズムやニュー‐クリティシズム・構造主義詩学など。 ⑤〔法〕所有権などの物権変動が効力を生ずるには、登記や引渡しを必要とするという立法上の考え方。↔意思主義。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

けいしき‐ろんりがく【形式論理学】🔗🔉

けいしき‐ろんりがく形式論理学】 (formal logic)命題の内容ではなく、形式のみに依存してその妥当性が決まる推論(演繹的推論)を体系的に研究する論理学。アリストテレス以来の伝統的論理学、フレーゲ以降の現代論理学はすべて形式論理学である。 ⇒けい‐しき【形式・型式】

けい‐そう【形相】‥サウ🔗🔉

けい‐そう形相‥サウ ①かたち。すがた。ぎょうそう。 ②〔哲〕(idea; eidos ギリシア・form イギリス)質料に一定の形を与えて、一個の現実的存在者として成立させる構成原理。これを、プラトンは事物から超越する原理とし、アリストテレスは事物に内在する原理とした。以後現代に至るまで哲学の基本概念の一つ。↔質料。→形式4⇒けいそう‐いん【形相因】

こう‐おん【硬音】カウ‥🔗🔉

こう‐おん硬音カウ‥ 〔言〕(fortis) ①調音器官の緊張を伴って発音する子音。〔p〕〔t〕〔k〕などの無声閉鎖音は一般に硬音となる。 ②スラヴ語学で、口蓋化を伴わない子音のこと。硬子音。 ↔軟音

こう‐しき【公式】🔗🔉

こう‐しき公式】 ①おおやけに定めた方式。おもてむきの儀式。「―の見解」「―に訪問する」↔非公式。 ②〔数〕(formula)数や式の間に成り立つ関係あるいは法則を表示した式。例えば (aba+2abb のように一般的に成り立つ場合と、円周の長さ・半径のように特定の意味をもつ文字について成立する場合(l=2πr)とがある。 ⇒こうしき‐しゅぎ【公式主義】 ⇒こうしき‐せん【公式戦】 ⇒こうしき‐てき【公式的】 ⇒こうしき‐れい【公式令】 ⇒こうしき‐ろん【公式論】

しき【式】🔗🔉

しき】 ①一定の体裁または形状。また、標準となるやり方・作法。規定。式目。千載和歌集「やまとうたの―をつくれりける」。「電動―」 ②形にのっとった行事。「―を挙げる」 ③律令の施行細則。→格式きゃくしき。 ④ありさま。事情。次第。太平記10「此の程の―をば、身にかへても申し宥むべく候」 ⑤(formula; expression)数学その他諸科学で記号を連ねて或る関係を表すのに用いるもの。数式・方程式・関数式・分子式・構造式など。「―を立てる」 ⑥〔論〕三段論法を構成する命題の種類、すなわちその質および量の違いに基づいて分類された三段論法の形式。論式。論理式。↔格。 ⑦式神しきがみの略。 ⑧(多く「しき」と書く。副助詞的に用いて)たかが…くらい。わずか…ほど。日葡辞書「ワレラシキ」。「これ―のこと」

しき‐りょう【式量】‥リヤウ🔗🔉

しき‐りょう式量‥リヤウ (formula weight)物質の化学式を構成する原子の原子量の総和。分子の存在が未確認の場合に分子量の代りに用いる。化学式量。

ぜんこ‐かいぼん【前弧海盆】🔗🔉

ぜんこ‐かいぼん前弧海盆】 (forearc basin)弧状列島の大洋側にできる堆積盆地。火山列と大陸斜面上部との間に形成される。↔背弧海盆

フォア‐ハンド【forehand】🔗🔉

フォア‐ハンドforehand】 テニス・卓球で、ラケットを持つ手の側に来たボールを打つこと。正常打。↔バックハンド

フォーク【fork】🔗🔉

フォークfork】 ①食物を刺すのに用いる、数本に分かれた鋭い尖端をもつ洋食器。肉叉にくさし。夏目漱石、現代日本の開化「あの人は肉刺フォークの持ち様も知らないとか、小刀ナイフの持ち様も心得ないとか」 ②乾草などを扱う1に似た農具。 ⇒フォーク‐ならび【フォーク並び】 ⇒フォーク‐ボール【fork ball】 ⇒フォーク‐リフト【forklift】

フォーク‐ボール【fork ball】🔗🔉

フォーク‐ボールfork ball】 (球を挟む指の形がフォークに似るからいう)野球で、投手の投球の一種。人差指と中指との間にボールを挟んで投げる。回転がほとんどなく、打者の手もとで鋭く落ちる。 ⇒フォーク【fork】

フォーク‐リフト【forklift】🔗🔉

フォーク‐リフトforklift】 油圧によって上下・傾斜できる荷受け用の腕(フォーク)を自動車の前面に備えた荷役トラック。荷重のかかる前輪が大きい四輪車で、動力は内燃機関・蓄電池による。 ⇒フォーク【fork】

フォーゲット‐ミー‐ノット【forget-me-not】🔗🔉

フォーゲット‐ミー‐ノットforget-me-not】 〔植〕(→)勿忘草わすれなぐさ

フォース‐アウト【force-out】🔗🔉

フォース‐アウトforce-out】 野球のフォース‐プレーで、走者が次塁に達する以前に野手がその走者または次塁にボールを持ったまま触れてアウトにすること。封殺ふうさつ⇒フォース【force】

フォース‐プレー【force play】🔗🔉

フォース‐プレーforce play】 野球で、打者がボールを打って走者になったために、すでに塁上にいる走者が余儀なく次塁に進まねばならない場面。 ⇒フォース【force】

フォード‐システム【Ford system】🔗🔉

フォード‐システムFord system】 アメリカのフォード自動車会社で行われた工場の経営管理方式。生産の標準化すなわち製品の単純化および部分品の規格化を前提とし、極度の分業とコンベヤーの採用による移動組立法を手段として、大量生産を行う。 ⇒フォード【Henry Ford】

フォートラン【FORTRAN】🔗🔉

フォートランFORTRAN】 (formula translation)コンピューターのプログラム言語の一種。科学計算処理に適している。

フォーマット【format】🔗🔉

フォーマットformat】 ①型式。書式。 ②コンピューターの記憶媒体の記録形式。また、特定の記録形式を設定するための初期化。「フロッピー‐ディスクを―する」

フォーマリズム【formalism】🔗🔉

フォーマリズムformalism(→)形式主義(→)形式論

フォーマル【formal】🔗🔉

フォーマルformal】 形式的。公式的。儀礼的。 ⇒フォーマル‐ウェア【formal wear】

フォーマル‐ウェア【formal wear】🔗🔉

フォーマル‐ウェアformal wear】 正式の場に出るための服装。イブニング‐ドレス・燕尾服など。正装。礼服。↔カジュアル‐ウェア フォーマル-ウェア(男性) タキシード【tuxedo】 モーニング‐コート【morning coat】 燕尾服 ⇒フォーマル【formal】

フォーミュラ【formula】🔗🔉

フォーミュラformula】 規格。方式。公式。 ⇒フォーミュラ‐カー【formula car】

フォーミュラ‐カー【formula car】🔗🔉

フォーミュラ‐カーformula car】 エンジン排気量や車体形式が国際自動車連盟の指定様式に適合する競走用自動車。単座席で前後輪が露出している。→F1エフワン ⇒フォーミュラ【formula】

フォーム【form】🔗🔉

フォームform】 ①形。形態。形式。型。 ②運動の動きや姿勢の型。「投球の―」 ③〔哲〕形相けいそう

フォーメーション【formation】🔗🔉

フォーメーションformation】 サッカー・ラグビー・アメリカン‐フットボールなどで、選手を配置する陣型。

フォーモサ【Formosa】🔗🔉

フォーモサFormosa(→)台湾。フォルモサ。

フォルテ【forte イタリア】🔗🔉

フォルテforte イタリア】 音楽の強弱標語。「強く」の意。記号f ↔ピアノ

フォルティッシモ【fortissimo イタリア】🔗🔉

フォルティッシモfortissimo イタリア】 音楽の強弱標語。「フォルテよりも強く」の意。記号ff ↔ピアニッシモ

フォルテピアノ【fortepiano イタリア】🔗🔉

フォルテピアノfortepiano イタリア】 〔音〕鍵盤楽器の一つ。18世紀から19世紀初頭までの初期のピアノを指す。

フォルマリズム【formalism】🔗🔉

フォルマリズムformalism】 作者や時代背景よりも、作品の言葉そのものに眼を向ける批評。ロシア‐フォルマリズムなど。

フォルマリン【formalin】🔗🔉

フォルマリンformalin⇒ホルマリン

フォルム【forme フランス・Form ドイツ】🔗🔉

フォルムforme フランス・Form ドイツ⇒フォーム

フォルムアルデヒド【formaldehyde】🔗🔉

フォルムアルデヒドformaldehyde⇒ホルムアルデヒド

フォルモサ【Formosa ポルトガル】🔗🔉

フォルモサFormosa ポルトガル】 (「美しい」の意)(→)台湾

フォロ‐ロマーノ【Foro Romano イタリア】🔗🔉

フォロ‐ロマーノForo Romano イタリア】 ローマ市内の遺跡。古代ローマの政治・宗教・経済の中心だった広場で、多数の神殿・凱旋門などが残る。

ホーク【fork】🔗🔉

ホークfork⇒フォーク

ホルマリン【formalin】🔗🔉

ホルマリンformalin】 ホルムアルデヒドの40パーセント水溶液の商標名。還元性が強いので化学薬品・合成色素の製造に用い、また、殺菌剤・消毒剤・防腐剤として用途が広い。フォルマリン。

ホルムアルデヒド【formaldehyde】🔗🔉

ホルムアルデヒドformaldehyde】 分子式HCHO 最も簡単なアルデヒド。メチル‐アルコールを酸化して得られる。刺激臭のある無色の気体。水によく溶ける。40パーセント水溶液をホルマリンという。還元性が強い。酸化すると蟻酸になる。フェノール樹脂・尿素樹脂のような合成樹脂の原料に用いる。発癌性が指摘されている。メタナール。→ホルマリン

ろ‐ざ【炉座】🔗🔉

ろ‐ざ炉座】 (Fornax ラテン)南天の星座。鯨座くじらざの東南、エリダヌス座の東側にあり、12月下旬夕刻に南中、南天低くあらわれる。

わすれな‐ぐさ【勿忘草】🔗🔉

わすれな‐ぐさ勿忘草】 (英語名forget-me-notから)ムラサキ科の多年草。一年草として観賞用に栽培。原産地のヨーロッパでは水湿地に群生。高さ約10〜30センチメートル。春夏に、巻尾状の花穂に藍色の小花を多数つける。〈[季]春〉 ワスレナグサ 撮影:関戸 勇

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