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げんじつ‐しゅぎ【現実主義】🔗🔉

げんじつ‐しゅぎ現実主義】 (realism)一般に現実的なものを重視する態度。 ①主義や理想にこだわらず現実に即して事を処理する態度。目前の既成事実に屈服する態度や日和見主義と同じ意味になる場合がある。リアリズム。↔理想主義。 ②空想や夢想におちいらず現実のきびしさを十分に知って事に処する態度。この場合は必ずしも理想主義とは矛盾しない。 ⇒げん‐じつ【現実】

じつがく‐しゅぎ【実学主義】🔗🔉

じつがく‐しゅぎ実学主義】 〔教〕(realism)事実・実践・経験または応用・実験を重んずる立場。形式化した人文主義の影響を受けた古典本位の教育に反対して16世紀に起こり、17世紀以降、自然科学並びに経験論に影響されて有力になった。日本では福沢諭吉が提唱。 ⇒じつ‐がく【実学】

じつざい‐ろん【実在論】🔗🔉

じつざい‐ろん実在論】 (realism) ①認識主観から独立な客観的実在を認め、何らかの仕方・程度においてそれは認識され得るとする哲学上の立場。極端な観念論以外のすべての哲学的立場がこれに入る。↔観念論。→素朴実在論。 ②普遍論争において、普遍が事物の側にあると主張する立場。実念論。↔唯名論。→普遍論争 ⇒じつ‐ざい【実在】

しゃじつ‐しゅぎ【写実主義】🔗🔉

しゃじつ‐しゅぎ写実主義】 (realism)現実を美化あるいは理想化せず、あるがままに描写しようとする文学・芸術上の立場。19世紀中葉、ロマン主義に対立して興った思潮で、バルザック・スタンダール・フローベール・ディケンズらの小説、クールベ・ドーミエらの絵画などに代表される。リアリズム。 ⇒しゃ‐じつ【写実】

マジック‐リアリズム🔗🔉

マジック‐リアリズム (magical realism イギリス・realismo mágico スペイン)魔術的リアリズム。現実と幻想の混交した、ガルシア=マルケス・アストゥリアス・カルペンティエールらラテン‐アメリカ小説の特徴を指す。ラシュディ・莫言などのスペイン語圏外の作品にもいう。 ⇒マジック【magic】

リアリズム【realism】🔗🔉

リアリズムrealism】 ①現実主義。 ②㋐写実主義。 ㋑特にマルクス主義の文学・芸術論においては、客観的現実の本質を正しく反映する芸術の方法。現実を正しく反映するための手段として非現実的なものも許容される点が、いわゆる写実主義とは異なる。→批判的リアリズム→社会主義リアリズム→自然主義。 ③〔哲〕実在論。

レアリスム【réalisme フランス】🔗🔉

レアリスムréalisme フランス⇒リアリズム

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