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○と胸を衝くとむねをつく🔗🔉

○と胸を衝くとむねをつく びっくりする。どきっとする。浄瑠璃、女殺油地獄「町中といふにぎよつとして、と胸つきたる怪顛けでん顔」 ⇒と‐むね【と胸】 トム‐ヤム‐クンtom yam kung タイ】 (トム‐ヤムは酸み・辛みの効いた汁物、クンはえびの意)鶏がらなどの出汁にレモングラス・唐辛子・コリアンダー・干しえび・ナンプラーなどで風味をつけ、えび・袋茸などの具を煮たスープ。 と‐むら十村】 江戸時代、加賀藩・富山藩の地方行政区画。10カ村程度を1区画とし、道場坊主や地侍じざむらい出身の扶持ふち百姓が十村肝煎きもいりに任命され、民政をつかさどった。他藩の大庄屋に当たる。 ドムラdomra ロシア】 ロシアの民俗楽器。胴の丸い撥弦楽器で、3本の金属弦を張り、抱えて奏する。 とむらい弔いトムラヒ (トブライとも) ①人の死を悲しみいたむこと。 ②送葬。葬式。のべのおくり。 ③法事。追善。 ⇒とむらい‐あげ【弔い上げ】 ⇒とむらい‐いくさ【弔い戦】 ⇒とむらい‐おうぎ【弔い扇】 ⇒とむらい‐がっせん【弔い合戦】 ⇒とむらい‐ばば【弔い婆】 とむらい‐あげ弔い上げトムラヒ‥ ⇒といあげ⇒とむらい【弔い】 とむらい‐いくさ弔い戦トムラヒ‥ (→)「弔い合戦」に同じ。 ⇒とむらい【弔い】 とむらい‐おうぎ弔い扇トムラヒアフギ 弔いの時に持つ、文字や絵のかいてない白紙のままの扇。 ⇒とむらい【弔い】 とむらい‐がっせん弔い合戦トムラヒ‥ 戦死者の復讐をしてその霊を慰めるためにする合戦。とむらいいくさ。 ⇒とむらい【弔い】 とむらい‐ばば弔い婆トムラヒ‥ (→)「泣き女」に同じ。 ⇒とむらい【弔い】 とむら・う訪う・弔うトムラフ 〔他五〕 (「とぶらう」の変化した語) ➊《訪》 ①(→)「とぶらう」➊2に同じ。謡曲、昭君「近所のことにて候ふほどに立ち越え―・はばやと思ひ候ふ」 ②(→)「とぶらう」➊3に同じ。天草本平家物語「日域の往時を―・ふべき書これ多しといへども」 ➋《弔》 ①(→)「とぶらう」➋1に同じ。「遺族を―・う」 ②(→)「とぶらう」➋2に同じ。天草本平家物語「父の後世を―・はれたは、まことにあはれなことぢや」。「先祖の霊を―・う」 トムラウシ 北海道中央部、大雪山南方にそびえる火山。標高2141メートル。山頂部付近に日本庭園・トムラウシ庭園などと呼ばれるお花畑や沼が点在。 トムラウシ 提供:オフィス史朗 とむろ トグロの訛。狂言、空腕「―を捲いて」 とめ留め・止め】 ①とめること。とめるもの。 ②しまい。おわり。終末。 ③二つの木材が直角またはある角度で出会う時、その角を折半して接ぎ目を設けた仕口しくち。 ④生花の下段の役枝やくえだの称。ねじめ。 ⑤縫糸のはしに、糸が抜けないように作る小さなこぶ。 とめ】 (「戸女」の意)一家の老主婦。老女。神代紀「石凝いしこり―を以て冶工たくみとして」 と‐め利目】 するどい目。古事記「など黥ける―」 とめ登米】 宮城県北東部の市。稲作が盛ん。東部の登米とよま町はもと伊達氏2万石の城下町。北西部にラムサール条約湿地の伊豆沼・内沼がある。人口8万9千。 トメ‐アスTomé-Açu】 ブラジル北部の都市。アマゾン川下流域にあり、コショウ栽培で有名な日本人入植地がある。 ドメインdomain】 ①範囲。領域。 ②〔生〕1分子中で、機能・構造の上で一つのまとまりをもつ領域。 ③インターネットで、コンピューターやネットワークにつけられる名前。DNSによってIPアドレスと対応させる。 とめ‐おき留置き】 ①とめおくこと。「―を食う」 ②「留置き郵便」の略。 ⇒とめおき‐ゆうびん【留置き郵便】 とめおき‐ゆうびん留置き郵便‥イウ‥ 差出人の請求により、その指定した郵便局に留め置き、受信人が郵便局に出向いて受領する郵便物。また、その取扱い。局留郵便。 ⇒とめ‐おき【留置き】 とめ‐お・く留め置く】 〔他五〕 ①他にやらずにとめておく。太平記11「故郷に―・きし妻子共は」。「葉書を局に―・く」 ②帰さずに居残らせておく。「使者を―・く」 ③書きしるしておく。「手帳に名を―・く」 ④やめたままにしておく。「工事を―・く」 とめ‐おけ留桶‥ヲケ 銭湯に備えておく個人用の湯汲み桶。浮世風呂「―を我儘につかはず」 とめ‐おとこ留男‥ヲトコ ①宿引きの男。 ②芝居などで、喧嘩の仲裁に入る男。 とめ‐おんな留女‥ヲンナ ①宿引きの女。東海道中膝栗毛「旅雀のおとりに出しておく―の顔は」 ②芝居などで、喧嘩の仲裁に入る女。 とめ‐がき留書】 ①書きとめておくこと。また、その文書。 ②手紙の末尾に添える語。「敬具」「草々」の類。 とめ‐がね留金】 継目などをとめておくための金具。 とめ‐がま留竈】 竈の中で蒸焼きした木炭材を密閉して、数日後木炭化してから取り出す製炭法。堅炭を白炭というのに対し、この製法による木炭を黒炭くろずみという。 とめ‐かわ留川‥カハ 漁を禁じた川。→留場とめば とめ‐ぎ留木】 ①香木をたいてその香りを衣服や髪に移すこと。また、その香り、その香木。好色五人女4「白菊などいへる―の移り香」 ②おさえとめるための木。 ③江戸時代、山林の制により伐ることを禁じられた木。 とめ‐きゃら留伽羅】 留木とめぎの一種。伽羅をたいてその香りを衣服に移し留めること。また、その伽羅。 とめ‐きゅう留灸‥キウ 最後にすえる灸。病気の再発をとめるための灸。 とめ‐く止句】 和歌・俳句で忌み避ける句。禁句。 とめ・く尋め来】 〔自カ変〕 たずねて来る。古今和歌集「花散れる水のまにまに―・くれば」 とめ‐ぐ留具】 離れたり動いたりしないように留める金具。バックル・ボタンなど。 どめ・く 〔自四〕 どよめく。がやがやと騒ぐ。〈日葡辞書〉 とめ‐ぐさ止草】 作物の栽培に当たり、最後に行われる中耕。中耕は多く除草を伴うからいう。止作。挙草あげぐさ。塗草ぬりぐさとめ‐くち留め口】 さえぎりとどめることば。 とめ‐くら止倉】 みだりに開くことを禁止した倉。 ドメスティックdomestic】 ①家庭的であるさま。家事に関するさま。「―‐サイエンス」 ②国内の。国産の。 ⇒ドメスティック‐バイオレンス【domestic violence】 ドメスティック‐バイオレンスdomestic violence】 夫や恋人など親密な関係にある男性から、女性が加えられる暴力。DV →家庭内暴力 ⇒ドメスティック【domestic】 とめ‐そうば止相場‥サウ‥ (取引用語) ①大引おおびけ値段。 ②相場の過当な騰落を防止するため上下一定の値幅を決め、同日中にそれ以上、あるいは以下に相場が変動すれば取引を中止させる場合の一定値段。 とめ‐そで留袖】 振袖に対して、普通の袖丈の袖。また、その着物。袖丈は鯨尺で1尺5寸(約55センチメートル)程。もと、結婚後の女性が振袖のたもとをつめて用いた。現在は女性の礼装用で、裾模様の紋付。黒地のものを黒留袖、その他を色留袖という。→袖(図) とめ‐だて留め立て】 引きとどめること。制止すること。「いらぬ―をするな」 とめ‐ちょう留帳‥チヤウ 書きとめておくための帳面。控帳。浄瑠璃、冥途飛脚「町廻りの状取じょうとり立ち帰つて、それそれと―付くるところへ」 と‐めでた外目出度】 外面だけが立派なこと。大鏡伊尹「そのみかどをば内劣りの―とぞ世の人申しし」 とめ‐ど留人】 海女舟あまぶねの漕ぎ役。海女が海中から浮き上がった際、気付けの声をかける役割で、ふつう海女の夫がつとめる。とめ。留仕とめし。艪押ろおし。とまえ役。 とめ‐ど留処・止処】 とめるべきところ。際限。しまい。「―もなくしゃべる」 とめ‐どころ留め処(→)「とめど」に同じ。日葡辞書「トメドコロモナイヒト」 とめ‐ナット止めナット】 ナットのゆるみ止めのために、本ナットの下にはめるナット。互いに押し合う状態になるように本ナットの反対向きに締める。 とめ‐ぬい留縫い‥ヌヒ 縫糸の終端にとめをつくって縫うこと。 とめ‐ば留場】 ①漁猟または伐木を禁じた場所。留川や留山。 ②簗やなを設けて魚をとる場所。また、その特権。 ③江戸時代の歌舞伎劇場で、木戸口近く、劇場を取り締まる者が詰めている所。また、ここに詰めて客の乱入を防いだり警戒に当たったりする従業員。歌舞伎、助六所縁江戸桜ト書「とど七兵衛ばかり―の口に立つて居る」 ④「とめ」とする所。とめど。しまい。おわり。 とめ‐ばり留針・止針】 ①裁縫の際、折り目などに仮に刺してとめておく針。まち針。 ②物を仮に刺し留めるのに用いる針。ピン。 とめ‐びょうし留拍子‥ビヤウ‥ 能や狂言の動作の一つ。一曲の終末に踏む足拍子。 とめぶた‐がわら留蓋瓦‥ガハラ (→)雨蓋瓦に同じ。 とめ‐ふで留筆】 ①手紙の文句のしまい。 ②書画を随意に揮毫することを、主君または師匠などから禁じられていること。また、その人。 ③歌舞伎の看板や番付などで、一番末尾に記す役者。普通は座頭ざがしらを置く。 とめ‐ぶろ留風呂】 自分だけで入浴して他人には入らせない風呂。留湯。 とめ‐へん止偏】 漢字の偏の一つ。「此」などの偏の「止」の称。 とめ‐べん止め弁】 ①皿形の弁と弁座とから成り、ねじで上下に動かして流路を開閉する弁。ストップ‐バルブ。 ②(→)「逆止め弁」に同じ。 とめ‐や止矢】 最後に射る矢。 とめ‐やく留役】 喧嘩やもめごとの仲裁に出る役目。また、その役をつとめる人。 とめ‐やま留山】 伐木を禁じた山。江戸時代には、領主が山林を経営するため、農民の入会権を奪い、あるいは制限した山。御留山。立山たてやま。↔明山あきやま とめ‐ゆ留湯】 ①前日入浴した湯を、そのまま再び使用すること。また、その湯。 ②(→)留風呂に同じ。沙石集7「近代も湯屋に―して」 ③銭湯で、湯銭を月ぎめで払い随時入浴すること。 とめ‐ゆ・く尋め行く】 〔自四〕 たずねて行く。万葉集9「懸佩かきはきの小剣おたち取り佩きところづら―・きければ」 と・める止める・留める・停める】 〔他下一〕[文]と・む(下二) ➊事物の動き・続きをやめさせる。 ①進ませない。動かないようにする。万葉集19「渋渓しぶたにをさしてわが行くこの浜に月夜飽きてむ馬しまし―・め」。「車を―・める」 ②引きとめる。また、つなぎとめる。万葉集4「うち日さす宮に行く子をまがなしみ―・むれば苦しやればすべなし」。後撰和歌集「白露に風の吹きしく秋の野はつらぬき―・めぬ玉ぞ散りける」 ③やめさせる。禁ずる。制する。万葉集2「御立たしの島を見るときにはたづみ流るる涙―・めそかねつる」。「喧嘩を―・める」 ④続いていたものをなくする。とだえさせる。絶つ。特に、生命を断つ。仕留める。春の日「滝壺に柴押しまげて音―・めん」(越人)。浄瑠璃、出世景清「一人を―・めんことは案の打物うちもの小脇にかいこんで」。「痛みを―・める」 ⑤動かないように固定する。「髪をピンで―・める」 ➋(「泊める」とも書く)そこにとどめ居させる。 ①碇泊させる。万葉集15「さ夜ふけて行方を知らに我が心明石の浦に船―・めて浮寝をしつつ」 ②宿を貸す。とまらせる。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「泊らんせ、泊らんせ。旅籠はたご安うて―・めませう」。「客を一晩―・める」 ➌後にとどまらせる。 ①とどめておく。あとにのこす。源氏物語須磨「月影のやどれる袖はせばくとも―・めても見ばや飽かぬ光を」 ②(この世に跡をとどめる意で)命を長らえる。源氏物語真木柱「みづからは斯く心憂き宿世今は見果てつれば、この世に跡―・むべきにもあらず」 ③心をよせる。留意する。(耳や目の働きを)その点に集中させる。源氏物語夕顔「朝霧の晴れ間も待たぬ気色にて花に心を―・めぬとぞ見る」。「気に―・めて下さって有難う」「人の話に耳を―・める」「目を―・める」 ◇動き・続きをやめさせる場合は、「止」がふつうで「停」も使う。固定する場合、感覚の働きを向けたり残したりする場合に「留」を使う。 とめ‐わん止め椀】 会席料理で、献立の最後に飯・香の物とともに供する汁。多くは味噌汁。 ど‐めん土面】 縄文時代後期・晩期の遺物。人面をかたどった土製の面。直径5〜15センチメートルくらい。東日本、特に東北地方で多く出土。 土面 とも】 ①いっしょ。同時。同一。「起居を―にした仲」「―の布」「―働き」「―倒れ」「―裏」→ともに。 ②(他の名詞に添えて) ㋐全部。「二人―知らない」 ㋑…を含めて、の意。「送料―千円」 とも友・朋・伴・侶】 (「共」と同源で、なかまを成すものの意) ①常に親しく交わるなかま。また、志を同じくする人。友人。ともだち。万葉集4「ひとりや飲まむ―なしにして」。「月を閑居の―とする」 ②なかまうち。同じ集団に属する者。ともがら。万葉集20「大伴の氏と名に負へる大夫ますらおの―」 ③同行の者。道づれ。伊勢物語「―とする人一人二人して行きけり」 ⇒朋有り、遠方より来る、また楽しからずや ⇒友と酒は古いほどよい とも】 姓氏の一つ。 ⇒とも‐の‐よしお【伴善男】 とも】 (「共」と同源) ①つき従って行く人。従者。また、従者としてつき従うこと。伊勢物語「御―なる人、酒を持たせて野より出で来たり」。「お―させて頂きます」 ②(普通「トモ」と書く)能で、太刀持・侍女などの軽い役。ツレの一種。 とも部・伴⇒べ(部)。古事記「鵜養が―」 とも】 弓を射る時に、左手首内側につけ、弦が釧くしろなどに触れるのを防ぐ、まるい皮製の具。弦が当たると音を発する。平安時代以後は武官の射礼じゃらい用の形式的弓具となった。ほむた。万葉集7「大夫ますらおの手に巻き持てる―の浦廻を」 鞆 とも】 船の後方。船尾。↔舳 とも 〔助詞〕 ➊(接続助詞) ①逆接の仮定条件を示す。たとい…しても。 ㋐動詞型活用の終止形および形容詞型活用の連用形に付く。…ても。万葉集5「わが盛りいたく降くたちぬ雲に飛ぶ薬はむ―また変若ちめやも」。万葉集16「大野路は繁道森道しげじもりみち繁く―君し通はば道は広けむ」。源氏物語桐壺「いみじき武士、仇敵なり―見てはうち笑まれぬべきさまのしたまへれば」。「辛かろう―頑張れ」「早く―1年はかかる」 ㋑連用形が古く終止形であったことから、奈良時代では上一段活用「見る」には「み」に接続する。万葉集18「ひねもすに見―飽くべき浦にあらなくに」 ㋒鎌倉時代以後は、動詞型活用の連体形に接続した例がある。太平記3「此城我等が片手に載て、投ぐる―投げつべし」 ②後に続く否定・決意・推量などの気持を、いつまでも変わらぬものと強調するために、既に現実となっていることを仮定条件として表現する。既に…しているが。…してはいても。万葉集1「ささなみの志賀の大わだ淀む―昔の人にまたも会はめやも」。源氏物語帚木「まのあたりならず―、さるべからん雑事等は、うけ給はらん」。歌舞伎、けいせい仏の原「よしよし今一旦討洩す―重ねて本望遂げん」。「何も無く―君といる」 ③否定の意を受け、下の「よろしい」「差支えがない」などの意の語を省略する。万葉集2「島の宮上の池なる放ち鳥あらびな行きそ君まさず―」。史記抄「民を利するならば礼をへして修めず―ぞ」。「何は無く―の気持である」 ➋(格助詞)格助詞「と」に係助詞「も」の付いた形。同じ語を重ねて語意を強める時に用いる。皇極紀「太秦うつまさは神―神と聞え来る常世の神を打ち罰きたますも」。「くやし―くやし」 ➌(終助詞)(口語で)活用語の終止形に付いて、事柄を強く断定・肯定する。狂言、宗論「芋といふものを植ゆるは。おう、なかなか、植ゆる―」。「全くそうです―」「出来る―出来る―」 ども】 「どもり」の略。 ども 〔助詞〕 (接続助詞)接続助詞「ど」に係助詞「も」の付いたもの。活用語の已然形に付く。平安時代は漢文訓読文に例が多いが、女性の書いた文章には少ない。江戸時代は前期上方語までに見え、口語では「…といえども」のように一部が文章語に残るのみ。 ①逆接の既定条件を示す。「ども」の受ける句が確定した事実で、それを条件としながら、その条件から予想されるのとは違う結果になることを示す。…けれども。万葉集2「去年こぞ見てし秋の月夜つくよは渡れ―相見し妹はいや年さかる」。竹取物語「月の顔見るは忌むことと制しけれ―、ともすれば人まにも月を見てはいみじく泣き給ふ」。浄瑠璃、曾根崎「隠すではなけれ―、云ふても埒のあかぬこと」 ②事態を強調するために、仮定の条件と現実との相反する関係を述べる。たとい…しても。…であっても。源氏物語桐壺「絵にかける楊貴妃のかたちは、いみじき絵師といへ―、筆限りありければ、いと匂ひすくなし」 ども】 〔接尾〕 ①複数化の接尾語。体言に添えて、その語の表す物事が多くある意を表す。謙譲、あるいは見下した意が加わることが多い。古事記「荒ぶる国つ神―」。古事記「七ゆくをとめ―」。古今和歌集「おこせたりける文―をとりあつめて」。「荒くれ―」 ②一人称の語に付き、へりくだった気持を表す。単数にも用いる。狂言、鹿狩「身―は急ぎの者でござるによつて」。「私―では」 とも‐あらそい友争い‥アラソヒ 仲間同士で争うこと。源平盛衰記41「―その詮なし」

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