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そで【袖】🔗🔉

そで】 (衣手そでの意。奈良時代にはソテとも) ①衣服の身頃の左右にあって、両腕をおおう部分。古事記「白妙の―着備ふ」。「―をまくる」→スリーブ(図)。 袖 ②たもと。源氏物語花宴「ふと―をとらへたまふ」 ③鎧よろいの付属品。左右一対から成り、肩の上をおおい、矢・刀剣を防ぐもの。鎧袖がいしゅう→大鎧(図)。 ④牛車ぎっしゃ・輿こしなどの前後の出入口の左右の部分。→牛車(図)。 ⑤門・戸・垣・舞台などの、左右の端の部分。 ⑥文書の初めの余白の所。奥に対していう。端はし。 ⑦洋装本のカバーや帯の、表紙の内側に折り込んだ部分。 ⇒袖打ち合わす ⇒袖反る ⇒袖掻き合わす ⇒袖に食らう ⇒袖に時雨る ⇒袖に縋る ⇒袖に墨付く ⇒袖にする ⇒袖に湊の騒ぐ ⇒袖振り合うも多生の縁 ⇒袖振る ⇒袖纏き干す ⇒袖を反す ⇒袖を片敷く ⇒袖を絞る ⇒袖を連ねる ⇒袖を通す ⇒袖を濡らす ⇒袖を引く ⇒袖をひろぐ ⇒袖を分かつ

広辞苑 ページ 11603 での単語。