複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (12)

きさき【后】🔗🔉

きさき】 ①天皇の正妻。皇后。中宮。妻后つまぎさき。きさい。神武紀「正妃むかいめを尊びて―とす」 ②皇帝や王侯の妻。浜松中納言物語4「唐国の―」 ⇒きさき‐がね【后がね】 ⇒きさき‐ことば【后詞】 ⇒きさき‐だち【后立ち】 ⇒きさき‐づかさ【后職】 ⇒きさき‐ばら【后腹】 ⇒きさき‐まち【后町】 ⇒きさきまち‐の‐い【后町の井】 ⇒きさきまち‐の‐ろう【后町の廊】

き‐さき【気先】🔗🔉

き‐さき気先】 人の気力のすすむ所。気勢。気がまえ。「―を折る」

き‐さき【機先】🔗🔉

き‐さき機先】 ①前兆。きっさき。「―がわるい」 ②⇒きせん

きさき‐がね【后がね】🔗🔉

きさき‐がね后がね】 将来、后となる予定の人。后の候補者。宇津保物語国譲上「―などの対に住み給はんには」 ⇒きさき【后】

きさき‐ことば【后詞】🔗🔉

きさき‐ことば后詞】 后が用いるのにふさわしい詞。 ⇒きさき【后】

きさき‐だち【后立ち】🔗🔉

きさき‐だち后立ち】 皇后または中宮の地位につくこと。また、その儀式。立后。増鏡「やがて―あり」 ⇒きさき【后】

きさき‐づかさ【后職】🔗🔉

きさき‐づかさ后職】 皇后宮職しき。中宮職。 ⇒きさき【后】

きさき‐ばら【后腹】🔗🔉

きさき‐ばら后腹(→)「きさいばら」に同じ。 ⇒きさき【后】

きさき‐まち【后町】🔗🔉

きさき‐まち后町】 常寧殿の異称。きさいまち。倭名類聚鈔10「常寧殿…岐佐岐万知」 ⇒きさき【后】

きさきまち‐の‐い【后町の井】‥ヰ🔗🔉

きさきまち‐の‐い后町の井‥ヰ 后町の廊のわきにある井。枕草子168「井は…桜井、―」 ⇒きさき【后】

きさきまち‐の‐ろう【后町の廊】‥ラウ🔗🔉

きさきまち‐の‐ろう后町の廊‥ラウ 承香殿しょうきょうでんの中央の馬道めどうから常寧殿へ至る長い廊。 ⇒きさき【后】

きさき‐もの【期先物】🔗🔉

きさき‐もの期先物】 先物さきもの取引やオプション取引で、受渡期日が近くない物。↔期近物きぢかもの

大辞林の検索結果 (11)

きさき【后・妃】🔗🔉

きさき [2][0] 【后・妃】 (1)天皇の配偶者。皇后。中宮。また,女御などで天皇の母となった人。律令制では特に称号の第一とされた。 →夫人(3) →嬪(ヒン) 「二条の―のまだ帝にも仕うまつり給はで/伊勢 3」 (2)王侯の妻。「王様とお―様」

きさき-がね【后がね】🔗🔉

きさき-がね 【后がね】 〔「がね」は接尾語〕 将来后となるべき人。后の候補者。「幸ひ人の腹の―こそ/源氏(乙女)」

きさき-だち【后立ち】🔗🔉

きさき-だち 【后立ち】 皇后や中宮の位につくこと。また,その儀式。立后。「三条太政大臣の大臣の姫君まゐり給ひて―あり/増鏡(藤衣)」

きさき-の-みや【后の宮】🔗🔉

きさき-の-みや 【后の宮】 皇后・中宮の敬称。きさいのみや。「―もり聞かせ給ひて/栄花(月の宴)」

きさき-ばら【后腹】🔗🔉

きさき-ばら 【后腹】 后を母として生まれたこと。きさいばら。「―の女三の宮ゐたまひぬ/源氏(葵)」

きさき-まち【后町】🔗🔉

きさき-まち 【后町】 宮中の常寧殿の別名。きさいまち。[和名抄]

きさき-まち-の-い【后町の井】🔗🔉

きさき-まち-の-い 【后町の井】 后町の廊のかたわらにある井戸。

きさき-まち-の-ろう【后町の廊】🔗🔉

きさき-まち-の-ろう ―ラウ 【后町の廊】 常寧殿から承香殿(シヨウキヨウデン)の馬道(メドウ)に通じる廊。渡り廊下ではなく土間。

き-さき【気先】🔗🔉

き-さき [0] 【気先】 心の向かっていくところ。気勢。「詰らぬ瑣細な事が―を挫(クジ)いて/肖像画(四迷)」

き-さき【期先】🔗🔉

き-さき [0] 【期先】 先物取引で受け渡し期日が比較的先の限月(ゲンゲツ)のこと。 ⇔期近(キヂカ) →限月(ゲンゲツ)

き-さき【機先】🔗🔉

き-さき [0] 【機先】 前兆。きっさき。「―がよい」

広辞苑+大辞林きさきで始まるの検索結果。