ほく‐ほく ①杖などをついて静かに歩くさま。(俚言集覧) ②（十分に火の通った芋・カボチャなど澱粉質のものが）柔らかくほぐれ崩れる感触。また、そのさま。「―したジャガイモ」 ③うれしさを隠しきれずに顔がほころんでいるさま。また、そのような気持でいるさま。「大豊作で―する」「―顔」

ほく‐ほくせい【北北西】 北と北西との中間の方位。

ほく‐ほくとう【北北東】 北と北東との中間の方位。

ほく-ほく [1] （副）スル （１）うれしさを禁じえないさま。「―顔」「賞金を得て―する」 （２）ふかし芋などが，水分が少なくてやわらかく口当たりがよさそうなさま。ぽくぽく。「―のふかしいも」 （３）うなずくさま。ぼくぼく。「さしもの輝虎理に服し，―うなづき/浄瑠璃・信州川中島」

ほく-ほくせい [0] 【北北西】 北と北西との中間の方角。

ほく-ほくとう [0] 【北北東】 北と北東との中間の方角。

ほくほく 〜する be much pleased.

ほくほくせい【北々西】 north-northwest.

ほくほくとう【北々東】 north-northeast.