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広辞苑の検索結果 (1)
みつだ‐え【密陀絵】‥ヱ🔗⭐🔉
みつだ‐え【密陀絵】‥ヱ
①密陀油みつだのあぶらに顔料を混ぜて描いた一種の油絵。その技法は7世紀に大陸から伝来し、玉虫厨子や正倉院宝物の一部などに見出される。この語は、本来江戸時代に行われた漆器の彩色法について用いたものであるが、明治になって広く古代の遺品にも適用された。
②膠水に顔料を混ぜて描いた上に、全面に油を塗って画面を保護し、また透明感のある効果を求めたもの。正倉院の琵琶の捍撥かんぱち画など、8〜9世紀の遺品に例が多い。油色ゆうしょく。
⇒みつだ【密陀】
大辞林の検索結果 (1)
みつだ-え【密陀絵】🔗⭐🔉
みつだ-え ―
[3][0] 【密陀絵】
(1)密陀の油に顔料を混ぜて描いた油絵の一種。七世紀に中国から伝来。法隆寺の玉虫厨子や橘夫人厨子などの絵に見られる油画(ユガ)。
(2)膠(ニカワ)に顔料を混ぜて描いた表面に,密陀の油をかけて光沢を出した絵。正倉院の御物などに見られる。油色(ユウシヨク)。
〔この語は近世には密陀僧を用いた油で彩色した漆器をさして用いられたが,明治以降は密陀の油を用いて描いた上代の絵を称するようになった〕
[3][0] 【密陀絵】
(1)密陀の油に顔料を混ぜて描いた油絵の一種。七世紀に中国から伝来。法隆寺の玉虫厨子や橘夫人厨子などの絵に見られる油画(ユガ)。
(2)膠(ニカワ)に顔料を混ぜて描いた表面に,密陀の油をかけて光沢を出した絵。正倉院の御物などに見られる。油色(ユウシヨク)。
〔この語は近世には密陀僧を用いた油で彩色した漆器をさして用いられたが,明治以降は密陀の油を用いて描いた上代の絵を称するようになった〕
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