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広辞苑の検索結果 (3)

み‐ずし【御厨子】‥ヅ‥🔗🔉

み‐ずし御厨子‥ヅ‥ ①厨子の尊敬語。枕草子138「―の許なりけるを」 ②御厨子所で、煮炊にたきのことを勤める女。能因本枕草子関白殿二月十日のほどに「その次にはまことに―が車にあれば」 ⇒みずし‐だな【御厨子棚】 ⇒みずし‐どころ【御厨子所】

みずし‐だな【御厨子棚】‥ヅ‥🔗🔉

みずし‐だな御厨子棚‥ヅ‥ 御厨子所にある棚。両開扉であることから、後にその形の戸棚を厨子棚と呼んだ。 ⇒み‐ずし【御厨子】

みずし‐どころ【御厨子所】‥ヅ‥🔗🔉

みずし‐どころ御厨子所‥ヅ‥ ①内膳司に属し、内裏後涼殿の西廂にしびさしにあって、食事をととのえる所。清所きよどころ。枕草子56「―の御膳棚おものだなに沓くつおきて」 ②台所。源氏物語手習「下衆どもみなはかばかしきは―などあるべかしき事どもを」 ⇒み‐ずし【御厨子】

大辞林の検索結果 (3)

み-ずし【御厨子】🔗🔉

み-ずし ―ヅシ [0] 【御厨子】 (1)厨子を敬っていう語。「いま一つ―のもとなりけるを取りて/枕草子 138」 (2)御厨子所に仕える女官。「まことに―が車にぞありければ/枕草子 278」

みずし-だな【御厨子棚】🔗🔉

みずし-だな ―ヅシ― [0][3] 【御厨子棚】 もと,御厨子所にあって食物などを納めた棚。のち,美しく製作して座敷に置き,飾りとした。二階棚に似るが,下段は両開きの扉をつけ,櫛筥(クシバコ)・硯筥(スズリバコ)などの器物を置いた。

みずし-どころ【御厨子所】🔗🔉

みずし-どころ ―ヅシ― [4] 【御厨子所】 (1)宮内省内膳司に属した役所。後涼殿の西に置かれ,天皇の食膳調理,節会(セチエ)の酒肴をつかさどった。 (2)(一般に)台所。調理場。「親の―に使ひける女の/宇治拾遺 9」

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