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広辞苑の検索結果 (2)

さし‐はさ・む【挟む・差し挟む】🔗🔉

さし‐はさ・む挟む・差し挟む】 〔他五〕 ①間に入れる。はさみこむ。さしこむ。源氏物語若菜下(端書を)えよくも隠し給はで、御しとねの下に―・み給ひつ」。「口を―・む」 ②転じて、ひそかに心にいだく。含む。多く、悪い思いをいだく意にいう。平家物語5「野心を―・んで朝威をほろぼさんとする輩」

はさ・む【挟む・挿む】🔗🔉

はさ・む挟む・挿む】 〔他五・下二〕 ①物と物との間にさし入れて両側から固定する。物と物との間に入れて落ちないようにする。万葉集2「みどり児の乞ひ泣くごとにとり与ふ物しなければ男じものわき―・みもち」。大鏡伊尹「みづから下がさねの尻―・みて乗り給ひぬ」。天草本平家物語「重俊といふ者これを聞いて足を―・うでさまざまに痛めて問うた」。「箸で―・む」「本の間にしおりを―・む」「耳に―・む」 ②中間の位置に置く。間に入れる。古今著聞集19「左右の殿上人、階を―・めて欄干に候ひて」。「川を―・んで相対する」「昼休みを―・んだ午前午後の試験」「口を―・む」「疑いを―・む」 ③持つ。所有する。日葡辞書「ウマイッピキハサムホドノヒトデゴザル」

大辞林の検索結果 (3)

さし-はさ・む【挟む】🔗🔉

さし-はさ・む [4] 【挟む】 (動マ五[四]) (1)他人の話や考えに自分の言葉や考えを割り込ませる。「人の話に口を―・む」 (2)ある考えを心中にいだきもつ。「当局の発表に疑いを―・む」 (3)物の間にはさむ。「本にしおりを―・む」

はさ・む【挟む・挿む】🔗🔉

はさ・む [2] 【挟む・挿む】 ■一■ (動マ五[四]) (1)物を両側から押さえつける。また,二本の棒などで押さえて持つ。「本を小脇に―・む」「はしで―・む」 (2)ある物の間やすき間に物を入れる。「本にしおりを―・む」「パンにソーセージを―・む」「菜の花を摘み取つて髪に―・みながら/斑鳩物語(虚子)」 (3)ある物を間に置いて位置する。「テーブルを―・んで向かい合う」「川を―・んで山がそびえ立つ」 (4)ある動作の途中に他のことをわりこませる。「一〇分休憩を―・んで会議を再開する」「わきから口を―・む」「疑いを―・む余地がない」 (5)(「耳にはさむ」の形で)聞き込む。「小耳に―・む」 [可能] はさめる ■二■ (動マ下二) {■一■}に同じ。「左右の殿上人,階(キザハシ)を―・めて欄干に候て/著聞 19」

さしはさむ【挟む】(和英)🔗🔉

さしはさむ【挟む】 (1) insert;→英和 putbetween;raise.→英和 (2)[心に抱く]harbor;→英和 entertain.→英和

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