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広辞苑の検索結果 (5)

りょう‐けん【料簡・了簡・了見】レウ‥🔗🔉

りょう‐けん料簡・了簡・了見レウ‥ ①考えをめぐらすこと。思案。所存。毎月抄「この下にて御―候へ」。「悪い―を起こす」「―が狭い」 ②とりはからい。処置。対策。御伽草子、猿源氏草子「このことを語りなばいかなる―もありやせんと思ひ」 ③堪え忍ぶこと。こらえること。ゆるすこと。狂言、鎌腹「身共さへ―すれば死ぬるには及ばぬ事ぢや」 ⇒りょうけん‐がち【料簡勝ち】 ⇒りょうけん‐ずく【料簡尽】 ⇒りょうけん‐ちがい【料簡違い】 ⇒りょうけん‐ぶか・い【料簡深い】

りょうけん‐がち【料簡勝ち】レウ‥🔗🔉

りょうけん‐がち料簡勝ちレウ‥ がまんづよいこと。堪忍づよいこと。 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ずく【料簡尽】レウ‥ヅク🔗🔉

りょうけん‐ずく料簡尽レウ‥ヅク 互いに腹を立てずに穏便にまとめてゆくこと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「声高に言はずとも―がよいわいの」 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ちがい【料簡違い】レウ‥チガヒ🔗🔉

りょうけん‐ちがい料簡違いレウ‥チガヒ 心の持ち方が正道にはずれていること。不心得。 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

りょうけん‐ぶか・い【料簡深い】レウ‥🔗🔉

りょうけん‐ぶか・い料簡深いレウ‥ 〔形〕 考え深い。狂言、貰聟「物事御―・うて」 ⇒りょう‐けん【料簡・了簡・了見】

大辞林の検索結果 (4)

りょう-けん【料簡・了見・了簡】🔗🔉

りょう-けん レウ― [1] 【料簡・了見・了簡】 (名)スル (1)考え。気持ち。思案。「けちな―」「―が狭い」 (2)よく考えて判断すること。推しはかり考えをめぐらすこと。「好く―して前後を考へて見たら/金色夜叉(紅葉)」 (3)許すこと。がまんすること。勘弁。「何程詫びても―は成りません/怪談牡丹灯籠(円朝)」 (4)処置。とりはからい。「重てよろしく御―有るべしとの御意の趣/浄瑠璃・丹波与作(中)」

りょうけん-かた【料簡方】🔗🔉

りょうけん-かた レウ― [0] 【料簡方】 考え方。料簡のしかた。「そんな―だから課長さんにも睨(ネメ)られたんだ/浮雲(四迷)」

りょうけん-ちがい【料簡違い】🔗🔉

りょうけん-ちがい レウ―チガヒ [5] 【料簡違い】 考え違い。心得違い。「それはとんだ―だ」

りょうけん-もの【料簡物】🔗🔉

りょうけん-もの レウ― [0] 【料簡物】 よく考えてみなければならないこと。

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