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む‐とく【無徳】🔗🔉

む‐とく無徳】 ①徳のないこと。品位がないこと。 ②貧乏なこと。宇津保物語蔵開下「かく―に侍れば、従ふ下人一人も侍らねば」↔有徳うとく。 ③体裁のわるいこと。恰好のつかないこと。枕草子125「―なるもの。…髪短き人の…髪けづりたるうしろで」 ④役に立たないこと。とりえがないこと。無駄なこと。源氏物語常夏「水の上―なる今日の暑かはしさかな」

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む-とく【無徳】🔗🔉

む-とく [0][1] 【無徳】 ■一■ (名) 徳のないこと。「―の人」 ■二■ (名・形動ナリ) (1)貧しい・こと(さま)。貧弱。「もとより勢なく,わろき人の―なる司にて年ごろ経にければ/宇津保(嵯峨院)」 (2)価値を失ってしまうさま。台無しになってしまうさま。ぶざまなさま。「いと―なるわざかな/落窪 2」

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