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広辞苑の検索結果 (2)

ぶ‐こつ【無骨】🔗🔉

ぶ‐こつ無骨】 (「こちなし(無骨)」の音読) ①礼儀・作法を知らないこと。不作法。無風流。平家物語8「立居の振舞の―さ」。「―者もの」 ②役に立たないこと。才のないこと。曾我物語5「われ―なりといへども」 ③ぐあいが悪いこと。源平盛衰記14「競が宿所は大将の向ひなれば、つげては中々―なり」 ④(「武骨」とも書く)ごつごつしていて、洗練されていないこと。「―な手」 ⑤軽業などの曲芸。嬉遊笑覧「―とは字義の如く、骨無きやうに軽業などするものにや」

む‐こつ【無骨】🔗🔉

む‐こつ無骨】 ①骨のないこと。 ②⇒ぶこつ

大辞林の検索結果 (1)

ぶ-こつ【武骨・無骨】🔗🔉

ぶ-こつ [0] 【武骨・無骨】 (名・形動)[文]ナリ 〔「こちなし」の漢字表記「無骨」を音読みした語〕 (1)ごつごつと骨張っている・こと(さま)。「枝の―なるに似ず,…さまざまの色に透(ス)きつ幽(カス)める其葉の間々(アヒアヒ)に/不如帰(蘆花)」 (2)礼儀作法をわきまえていないこと。洗練されていないこと。また,そのさま。「―者(モノ)」「我輩のやうな―な田舎漢(イナカモノ)が/社会百面相(魯庵)」 (3)具合が悪い・こと(さま)。「競が宿所は大将の向ひなれば,つげてはなかなか―なり/盛衰記 14」 (4)役に立たない・こと(さま)。「我―なりといへども,呉王をあざむきて君王の死をすくひ/曾我 5」 [派生] ――さ(名)

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