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広辞苑の検索結果 (9)
げん‐じつ【現実】🔗⭐🔉
げん‐じつ【現実】
①現に事実としてあること。また、そのもの、その状態。空想に対する実在。実際。「―感」「理想と―との差」「―に起こった事件」
②〔哲〕(actuality; reality イギリス・Wirklichkeit ドイツ)
㋐理想に対するものとしての現実。この場合、現実は理想実現への障害を含むと同時に、その実現の可能性を含む素材、実現の生起する場としての意味をもつ。
㋑可能態に対する現実態の意。→エネルゲイア。
⇒げんじつ‐かい【現実界】
⇒げんじつ‐げんそく【現実原則】
⇒げんじつ‐しゅぎ【現実主義】
⇒げんじつ‐せい【現実性】
⇒げんじつ‐てき【現実的】
⇒げんじつ‐ばいばい【現実売買】
⇒げんじつ‐ばなれ【現実離れ】
⇒げんじつ‐み【現実味】
げんじつ‐かい【現実界】🔗⭐🔉
げんじつ‐かい【現実界】
現実の世界。経験の範囲。
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐げんそく【現実原則】🔗⭐🔉
げんじつ‐げんそく【現実原則】
〔心〕現実生活に適応するため、快感を求めるイドの原始的・本能的欲求を延期、断念、または変形したりする自我の働き。精神分析の用語。↔快楽原則。
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐しゅぎ【現実主義】🔗⭐🔉
げんじつ‐しゅぎ【現実主義】
(realism)一般に現実的なものを重視する態度。
①主義や理想にこだわらず現実に即して事を処理する態度。目前の既成事実に屈服する態度や日和見主義と同じ意味になる場合がある。リアリズム。↔理想主義。
②空想や夢想におちいらず現実のきびしさを十分に知って事に処する態度。この場合は必ずしも理想主義とは矛盾しない。
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐せい【現実性】🔗⭐🔉
げんじつ‐せい【現実性】
①現実に存在しているすべてのもののあり方や特質。また現実態のこと。→可能性2。
②現実になりうる性質。
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐てき【現実的】🔗⭐🔉
げんじつ‐てき【現実的】
現実に関するさま。現実に即しているさま。転じて、実際に即しすぎて、夢や理想がないこと。「非―」
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐ばいばい【現実売買】🔗⭐🔉
げんじつ‐ばいばい【現実売買】
〔法〕日用品の売買のように、その場で代金の支払および財産権の移転が完了し、その後に未履行の債務を残さない売買をいう。
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐ばなれ【現実離れ】🔗⭐🔉
げんじつ‐ばなれ【現実離れ】
現実に即していないさま。現実にはありそうもないさま。「―したことばかりいう」
⇒げん‐じつ【現実】
げんじつ‐み【現実味】🔗⭐🔉
げんじつ‐み【現実味】
現実のことであるという感じ。現実らしさ。
⇒げん‐じつ【現実】
大辞林の検索結果 (14)
げん-じつ【現実】🔗⭐🔉
げんじつ-か【現実化】🔗⭐🔉
げんじつ-か ―クワ [0] 【現実化】 (名)スル
実際に存在したり生起したりするようになること。「恐れていたことが―した」
げんじつ-かい【現実界】🔗⭐🔉
げんじつ-かい [4] 【現実界】
現実の世界。我々が経験する世界。
げんじつ-がい【現実買い】🔗⭐🔉
げんじつ-がい ―ガヒ [0] 【現実買い】
⇒採算(サイサン)買い
げんじつ-げんそく【現実原則】🔗⭐🔉
げんじつ-げんそく [5] 【現実原則】
フロイトの用語。現実の要請に応じ,欲求の満足を延期したり断念したりする傾向。自我はこの原則に従い現実生活への適応をはかる。
⇔快楽原則
げんじつ-しゅぎ【現実主義】🔗⭐🔉
げんじつ-しゅぎ [5] 【現実主義】
(1)現実を重視する態度。リアリズム。
(2)理想やたてまえにこだわらず,現実に即応して事を処理しようとする態度。リアリズム。
げんじつ-せい【現実性】🔗⭐🔉
げんじつ-せい [0] 【現実性】
実際に存在し得るもののもつ性質・特徴。現実として存在しているものの在り方。「―に欠ける議論」「―の薄い意見」
げんじつ-ぞうよ【現実贈与】🔗⭐🔉
げんじつ-ぞうよ [5] 【現実贈与】
直接贈り物を届けたり,募金箱にお金を入れるなど,贈与者が目的物を直ちに受贈者に渡してしまう贈与。
げんじつ-てき【現実的】🔗⭐🔉
げんじつ-てき [0] 【現実的】 (形動)
(1)考え方などが現実に即しているさま。「―な方法」
(2)理想や夢がなく,実際の利害にのみさといさま。「―で夢のない人」
げんじつ-ばいばい【現実売買】🔗⭐🔉
げんじつ-ばいばい [5] 【現実売買】
店頭で商品を購入し代金を現金で支払うような,目的物と代金を直ちに交換し合う売買。
げんじつ-ばなれ【現実離れ】🔗⭐🔉
げんじつ-ばなれ [5] 【現実離れ】 (名)スル
現実に即していないこと。実際にはありそうにないこと。「―した議論」
げんじつ-み【現実み】🔗⭐🔉
げんじつ-み [0][4] 【現実み】
現実性のあるさま。また,その程度。「―のない話」
げんじつ-ろん【現実論】🔗⭐🔉
げんじつ-ろん [4] 【現実論】
たてまえより,むしろ現実に即して考えてゆこうとする立場。
⇔理想論
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